「天下人の城」飯盛山の激坂と天空の眺望（四條畷神社から片道1時間の空への冒険!!）

そういうわけで、「近所の山」飯盛山へと数年ぶりの訪問です。

大東市ではVRで飯盛山城を再現しています、正面に見えるのは当時の「大阪内海」です!!

昔四条畷の寝屋川市野外活動センター(NoA)キャンプのインターミッションで行った事があるのですが……もう十年以上ぶりの再訪です、山頂の楠像は変わらずでしたが、山頂の眺望などが整備されていて見通しが良くなっていました!!

「天下人の城」飯盛山往復 / Yosio_DMZさんの飯盛山（大阪府大東市）の活動データ | YAMAP / ヤマップ

「天下人の山」飯盛山の激坂!!

まあ、このルート、距離も時間も短い（片道1時間を切るくらい）ですが、この景色ですから一部「すごい坂」が存在します。
短時間なので子供でもクリアできましたが、「散歩がわりに」歩けるルートでは無いのも確かなのでここはご注意下さい。

「真っ逆さまに落ちていく〜」ような急な坂道（10分程度）

四條畷神社より

飯盛山へは四條畷神社や御机神社、北条神社など、近隣の神社から入山できます。

今回は四條畷神社から入っています。

四條畷神社のむかって右側にある駐車場のカドがよく見るとT字路（下山・駐車場・登山）になっているので山の方へと上がっていきましょう。

この道の右にある川沿いに「旧道」がありますが、このルートはもう整備されていない（崩壊の恐れあり）ようですから左の道を道なりに進んで行ってください。

四條畷神社の境内の上を歩いて行く形になります、昔貼られた火炎茸の警告ポスターなどを横目にこの道を進んでいくと最後にグッと階段を登って御机神社からのルートと合流します、ここを右に進めば山頂です!!坂道が続きます!!

看板があるので間違えることはないと思います。

坂・坂・坂!!

ここからははじめに紹介した激坂を含む一直線の登り坂です!!

（ちょくちょく「降りて上がって」よりは僕は良いと思いますが、如何でしょう？）

上がって、上がって、上がるとどんどん空に近づいて行きます!!

まあ「あっという間に」というと嘘になりますが、「あ、こんなもの？」という時間で空にたどりつきます。

景色の良いところ一段目です(笑)

ここから二段先に本当に展望台!!

という景色の良いピークがあり、そこからさらに二段先が本当の山頂です(笑)

空からの眺望

ダマシ(笑)が多いですが、景色が良くなりだすと斜度も下がりますのでゆっくり歩けるようになります。

深北緑地公園という、このあたり随一の公園が大きく見えます。

山頂には楠正行像があります。

三好長慶が「天下人」となった山城ですが、それ以前には南朝の英雄、楠正行（正成の息子）が近畿の北朝と対峙した拠点でもあります。

南朝は明治時代に「正統天皇の系譜」として名誉回復され、四條畷神社などか建立された時代には特に重宝されたのだと思います。

この奥の広場にはドングリアート

このも一つ奥（今度は一段下がったところ）には、飯盛山城のエリアの中では最も広いエリアがあり、ここにはドコモのアンテナが建っています。

アンテナの裏にはちょっとした花壇、Y字のエリアのもう片方の木製テーブルの上にはドングリアートがあります。

さらに奥に、というか先に進むと、南にある野崎観音やキャピィ大東という野外活動センターにも抜ける事ができます。

ちなみにここまで来たのは僕だけで、子供たちは山頂少し手前の「赤い木」のあるピークで休憩して折返しました。

景色は一つ前のピークのほうが良かったのでそちらにするか、楠像のある山頂まで抜けた方が良かった気がします(笑)

ルートは上がるところで間違えないと思いますが、山頂付近は「昔の生活（防衛）道路」がありますから多少込み入っています。

変なところもあるのでご注意ください。

上のルートでは帰り道はわざとそちらの道を進んでいます（山頂を登らない「巻道」なので時間短縮効果はあります）。

巻道は地味なルートだが石垣などがあって、かつての城の「舞台裏」を歩くことができます。

……まあ、普通なら尾根道がオススメですね(笑)　

難しいところはないのですが、階段滑落（滑落は遭難理由TOP3に入っています）には注意して楽しい登山をお楽しみ下さい!!

人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!