伝統の花見登山ルート「山科 大谷より醍醐寺へ」

そういうわけで、「再構築の時」という感じのルートで「今となってはあんまり花見登山とは言えないなぁ」とも思いますがかつての「桜の馬場」の美しさが戻ることを期待しつつ(今年ソメイヨシノが植樹されていました)歩き続けられればいいなぁと思います。

【死と再生】醍醐寺女人堂の森も再構築へ

ルートの地図・タイムはYAMAPで!!

ルートは音羽山=牛尾観音までは危険なところはありませんが、そこから先は川沿いを歩くこともあり「雨の後は要注意」です(牛尾観音から林道を下って下り「追分駅」へのエスケープルートもありますのでそちらも確認してください)。

今回は例年とは違い「奥の院」にはいかず「高塚山」を経由してそのまま降りています。

【奥の院へ】国際CCの看板横に「醍醐寺奥の院」への登り階段がある。寺社として一見の価値あり

こっちのルートのほうが車道がなく、下りも奥の院からの下りと比較すると歩きやすいのでいい感じ!!

 

【登山口は復活】

例年いろいろな「逃げ道」を使っていた大谷の登山口ですが「蝉丸神社」からのルート(正ルート)が復活していました!!

【大谷 蝉丸神社】と、日本一のうなぎ「かねよ」、「うなぎノボリ」がありました。

蝉丸神社の裏手から登山口を進むと「対岸」にわたる鉄橋を歩いて音羽山に入山ということになります。

【音羽山入山】音羽山はどこから入っても「登り始めがキツイ」気がします。

鉄橋を渡った後は急登、そして60X段の階段があります。

序盤がきついのでゆっくりと時間をかけて登りましょう。

階段を超えると緩やかな「縦走」が始まります。

美しい新緑の中をひたひたと音羽山の山頂に向けて進むことができます。

途中に「小ピーク+トイレ」があるのでここに立ち寄るのも良いでしょう。

【小ピークへ】看板の下に「トイレマーク」が小さくついていますね。

「しばし歩くと」音羽山山頂へとたどり着きます、行き止まりですがここは一見の価値があります!!

【音羽山】高圧線がなければもっと良いのですが、高圧線がなければ景色が開けてはいないでしょう。難しいところです。

またしばらく行くと道が下がってきます。

僕たちは習慣的に「尾根道」を下りていきますが、本当は「谷道」もあるようですね。

まあ大した違いではないと思います。

 

【牛尾観音と桜の馬場】

【再建中の牛尾観音と桜の馬場】

牛尾観音は徐々に再建されていて、この日も竹のフェンスを一人の職人さんがサクサクと編み上げておられました。

長い階段を下りた先に門番のように立っていた杉の一本は残念ながら切り倒されていましたが桜の植樹なども行われていて冬のような景色の中に「春の息吹」を感じさせていました。

 

「桜の馬場」から鉄骨3本の橋を渡ると音羽川の源流沿いを歩くことになります、まあ沢沿いということで「荒々しい」ところもありますが、途中には美しさを取り戻しているところもありました。

台風の大水でむき出しになった岩場がいい感じで苔むしています。

【車道の下をくぐる】

車道の下をくぐると川からは離れ始め……序盤は結構荒れていて、一か所はロープもかかっています……また日当たりの良い道へと戻っていきます。

緩やかな登りを登りつめて行き、頂点で尾根沿いに「右折」すると「高塚山」へと向かうことになります。

ここは「ほんのり登り」というぐらいですね。

【日当たり良好】尾根道がつづくので日当たりがよい

高塚山山頂には三角点と休憩所がありますが景色はやはり音羽山が最高です。

ここからの下りは淡々と急になっていきます、台風のダメージもそれなりにありますが、通行に困るところや本格的に滑落するようなところはありません。

【ダメージはそれなり】危ないところはないよ。

最終的にはまた緩やかな尾根道に戻り、ちょうど女人堂の裏手へと道は入っていきます。

【景色が見える部分もぽつぽつとある】

【醍醐寺その裏山で】

【皇大神宮】登山口は皇大神宮の裏手、神宮のとなりには静謐な長尾天満宮、長い坂を下りると醍醐寺の「三宝院」へと降りていける。

下山するのは醍醐寺の「ななめ上」にある神社です。

美しい神社で人が少ないのがもったいないようなありがたいような気持になりました(服を着替えるには助かるロケーションでした)。

 

最後はおまちかね「醍醐寺」で花を。
沢山の人たちが行きかう醍醐寺でほっと一息をついて今年の花見登山は無事に終了となりました!!


人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!


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