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リーダーシップ『戦略と計画』の実例【剣岳への二ヵ年計画】(2/2)

【パノラマ】左は富山県方向の雲海から、剣岳、別山、立山三山、浄土山が写っていますがのみならず360度のパノラマです。

そういうわけで前回は「目標(剱岳)にむけた山行予定1年目」について述べました、今回は2年目についてです。

遥かな山は近づいてきたのでしょうか?

 

【剱岳への二年目の計画】

次の年も似たようなパターンで最後に持ってくる山を「剱岳」にすれば良いのです。

二度同じ山に行くのは「条件が違うと全く違う山になる」ということを学ぶためでもあります。

—剱岳に向けた2年目5ヶ月間の計画—


3月「六甲山(ロックガーデン)
+近隣トレッキング(比叡山、延暦寺まで歩くと面白い、北に抜けて大原、北東に抜けて比叡アルプスなども)

4月「大普賢」★ここは一つの難所、鎖場など剣岳のトレーニングに最適
+近隣トレッキング(能勢妙見山-初谷→上杉尾根コースがオススメ)

5月「比良山
+近隣トレッキング(ぽんぽん山-山崎ルート)

6月「立山三山
+近隣トレッキング(福知山廃線歩きなど 涼しくないとね!!)

7月「剱岳」これはルートを調べてください、僕たちは普通に剣山荘からまっすぐ上がってまっすぐ降りています。
+高地トレッキング(涸沢-あるいは北穂高)

【カニの縦這い】すでにピンや鎖があるのでなんとか登れる。

——

 

【戦略とはやらない事を決める事】

さて、このように計画を立てましたが実際にはこれを2年ではなく4年にしても構わないでしょう。

 

と、同時のこの戦略では明確にしている事もありますそれは「冬山はやらない」という事です。

冬山をやるとなると装備も一気に倍増しますし、予算は倍以上かかることになります。

技術的にもかなり広い技術が必要になります。

 

同様に「純粋な岩登り」や「やぶこぎ」のような事も『除外』してあります。
(理由は上のものと同様です、無理して難しい事から始める事は決してよい事ではありません)

【カニの横這い】下が見えないのでなかなか恐ろしい場所。

このように「やらない事を決めて」事に当たるのも戦略としては非常に重要になります。

「そういう事をやらないと真の山の男とはいえない」と無責任な自慢をしてくる人もいると思いますが無視しましょう(笑)

 

あなたの目標が『剣岳登頂』であれば「アレもできる、コレもできる」というのは本質的に無意味な事です。

 

そういう目標を達成するために必要なトレーニングの密度はここで提示した「月2」というものではとてもなく、「週2」くらいでやらないととても成り立たないからです。

【カニの縦這い直下】この段階でも十分怖い場所です(写真はちょっと演技ですけど)。

もちろんそういうことを「やって楽しければ」やれば良いのですが、このサイトを見られている皆さんは「超初心者」と思いますのでいきなり「本当の登山」とかいうカッコ良さまでを追い求めず、まずは「山との楽しい交わり」から進めていくことをおススメします。

 

高すぎる(広すぎる)戦略目標は不幸を招きます!!

 

「遥かな山は近づいてきたのでしょうか?」と初めに問いましたが、もちろん近くには来ています。

 

しかし、くれぐれも無理はなさらずに。麓に立つだけでも殆どの人がやらない偉業を達成したのです、無理のない適切な判断をしてください。

 

体力や状況に個人差があることは当たり前の事恥ずべきことでは無いのです。

【剣沢キャンプ場、剣山荘、剣岳】ここまでは殆どの人が来れるでしょう。

私達自身も剣岳挑戦一年目は天気も悪かったため麓を踏んで引き上げています。

そして、その翌年リトライし無事に登頂することができました。

 

二年が三年にと楽しみが伸びるだけのことです、それを恐れる必要はありません。

 

THETAは素晴らしい!!……そうこういう新機材が発売されることもあります、良い山にはゆっくり登頂しましょう(笑)

 

 


人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!


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