【速報】2013年からの宿題「大キレット・ジャンダルム写真集」完成

そういうわけで、夏休みの宿題は出来ないタイプの僕ですが、ようやく二年前の宿題が完成したのでご報告します。

写真集「2013大キレット・ジャンダルム」です。

【2013】あれから早2年!!

【2013】あれから早2年!!

写真を見て(ざっくり)ルートを把握したいなら直接写真集を見てください、ちょっと重いけどね。

以下に写真の抜粋とそのルートの(勝手な)解説を少し載せようと思います。

 

【大キレット】

大キレットは「長谷川ピーク」というナイフリッジを含む、国内最大級の「切戸」ルートです。

切戸(キレット)は「△」な山の連なる尾根の「大きく落ち込んだ部分」つまり「尾根の切れ目」を指す「日本語」になります。

 

大キレットは「不帰(かえらず)のキレット」「八峰のキレット」と並んで「日本三大キレット」でおそらくその「筆頭」

【大キレット】体力的にはきつくないが、危険度は高い。たしか「岳」の映画版では大キレットからの「連続滑落」を扱っていたような気がする。

【大キレット】体力的にはきつくないが、危険度は高い。たしか「岳」の映画版では大キレットからの「連続滑落」を扱っていたような気がする。

『南岳から北穂高』の尾根道を指し、「恐竜の背」のような尾根道が「大きくアップダウン」している様子が特徴的、近年力を入れて整備されているので「一般登山道」になっているが、高所恐怖症であれば「通過は不可能」な箇所がいくつもあります。

 

距離は短いですが「落ちれば死ぬ」という説得力抜群の道(岩壁)が続きます。

 

【ジャンダルム】

フランス語の「護衛・憲兵」を意味する語から転じて「登頂を阻む岩」を指します。

しかし実際この「ジャンダルム」は「登る必要はない(迂回可能)」ので言いがかりではないかと思います(ウマノセは登るしかないのであれこそ『ジャンダルム』)。

【長編】賞味の話10時間力の限り歩くのはもうカンベンな!!

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距離は長く(10時間程度)、斜度はきつい、ジャングルジム的な昇り降りもある、唯一の救いは大キレットのような「超高高度感、空中歩行感」が(ウマノセだけしか)無い事ですが、それを救いと呼べるかは・・・写真集をみて判断ください

 

一般登山道ではないので何かあったら「自己責任」!!
(おそらく旅行保険ではカバーされません)

 

【どちらも、たぶん二度と行かない】

いろいろな含みのあるんですが、個人的には「多分二度と行かない」と思います。

 

すばらしい景色と情景はあるので「一度は行ってもいい」と助言しますが、ついで言うとすれば「リスクと印象が強すぎて、僕は二度と自発的には行かない」と言うでしょう。

目をつぶれば今も様々な情景がまぶたの裏に浮かびます(笑)

 

リスクについてですが、ある意味では「バリエーションルート(自力でクイを打ってロープを張るようなルート)」よりも高いというのもあります。

超有名ルートだけに「様々なレベルの人」が「狭隘なルート」に混在してしまい『人為落石で大ケガ』というのも時折起こっているようです(「過密から得るものなし」とは都市計画の言葉ですがこの場合も真理です)。

 

「次に行きたい人にルートを譲る」という意味もあって「自発的には二度と行かない(まああるレベルの人に付き合って行く事はあるかもしれません)」ルートです。

 

通行をする場合は何よりも「周囲の人」に気を配ってください。

ルートファインド(というレベルではありませんが)をミスして「道じゃない上のほう(下のほう)」を歩いている人がいたらそこは「待つ」べきです。

落石はしても、されても「致命的」だからです。

 

でも、そうですね一度行くことは良い経験になると思います(以下は当時の記事3~4部構成です……大キレット / ジャンダルム)。

 

 

 


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