そういうわけで「最低限」ではなくて「もう少し」手をかけるなら次の三つくらいの事をしてみてはどうでしょうか?
(←前の記事はこちら)
1)グリスアップの前にクリーニング(ディグリーズ)
『ギア』と『チェーン』を「ディグリーザー(チェーンクリーナー・パーツクリーナー)」を使ってきれいにしてから、オイルを吹きなおします、オイルはタップリと吹きかけてください。
一番左『チェーンクリーナー』、次が『チェーン用オイル』、残りは前回紹介した556。チェーンクリーナーは変わりにホームセンターで『パーツクリーナー』を買えばかなり安いはずだ。
※注意※
ディグリーザーはギアとチェーンにはタップリかけますが、『軸受け』にはできるだけかからないようにしてください、軸受け内のグリースが溶けてしまいますので(横から吹き入れなければ基本的には問題ありません)。また、タイヤにかかるのもあまりよくありませんので、かかった部分はすばやく流水で洗い流しましょう。
→さらに厳密にやるなら、タイヤを外し、チェーンも取り外し、丸ごと灯油などに沈めて汚れを浮かす方法もありますし、気合があればブレーキなどのワイヤー交換や、『ハブ(軸受け)のグリスアップ』なんてこともできます(まあ工具が必要なので無理にはおススメしません)。
2)ホイール(スポーク)の増し締め
ホイールのスポークは走行の振動で徐々に緩んできます。
これのチェックをしましょう。
スポークはすべて一定の「テンション(張り)」が必要がです。
まずはスポークを手で触って『ゆるい(柔らかい)』スポークがあればそれを締めましょう。
そして、おおむねすべてのスポークの『張り』が同じになってから、すべてのスポークを「180度ずつ」締めていきましょう。
これは「ニプル回し」という専用ツールでも「ラジオペンチ」位の工具でも可能です。
ちなみに、この『メンテナンス』で「スポーク折れ」に気づく事があります。
スポークが折れていると、ホイールは走行中に『大きくブレ』ているためかなり大きくエネルギーロスをします。
また『立ちこぎ』だとか、『急坂の下り』だとか、大きな衝撃をタイヤに与えるとホイールが『崩壊』する可能性もあって危険ですので修理が必要です。
スポークが折れていた場合、それを持っていけば自転車屋さんによってはスポークを売ってくれる場合がありますが、大体は「ホイール交換で」と言われてしまいます、通販で仕入れるほうが現実的かもしれません。
ちなみに同じ26インチでも長さが違うので実寸を測って、購入する長さを判断しよう。
スポークはホイールの中心側は『引っかかってるだけ』なので、ニプルをまわして外してしまえば簡単に(ちょっと知恵の輪的ですが)取り外す事が出来ますし、取り付ける事が出来ます(スポークが『どういう具合にスポークの間を通っていたか』ちゃんと覚えておきましょう。)。
3)タイヤ交換
自転車を3年も使っていればタイヤもそろそろ寿命になります。
タイヤの交換を考えましょう、タイヤ交換は単に「修理」と考えるよりは、「アップグレード」で、街中をメインに走る人がほとんどでしょうからタイヤは『スリック』や『セミスリック』などに変更すれば走りが軽くなります。
→タイヤの超基礎知識ではとりあえず自転車のタイヤにどんな種類があるのかを紹介しています。
たとえば『マウンテンバイク』に乗っている人はとりあえずタイヤを『ブロック』から『スリック』に変更する事で走りはかなり改善するはずです。
→『タイヤ交換の作業』については次の記事(【20K自転車】知り合いの自転車のタイヤをアップグレードするぜ!!!・・・・・・の方の続き)で詳しくやります。
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