このサイトの「紐使い」ではいくつかの結びをやってきましたが、そろそろ『結び方』は終わり。
世界には結び方は沢山ありますが、このサイトで『基礎』にしているのはざっと7種類です。
【結びの基本「3系統」】
結びはそれがどんなものであれ以下の3つの系統に収まります。
2)ヒモでモノを結ぶ方法(ねじり結び、巻き結び、自在結び(=結び目が動かせる)、もやい結び(=結び目が動かない))
3)ヒモ自体を結ぶ・結び目を作る方法(8の字結び、一結び、もやい結び)
後は「緊急時にも結べる訓練度」と「応用力」の勝負です。
『一重継ぎ』のページでも述べましたがこの結びは『石器時代には網作り』に使われていた結びです。
「結べる」から『結びを活かせる!!』を目指しましょう。

【タープを立てるロープワークより】「テンションが立てる」ロープで柱を立てるには「結び」だけではなく『知恵』が必要だ。
まず「緊急時にも結べる」錬度があってはじめて、バーベキューなどで「普通」に使える、という事は理解しましょう。
そして、普通に使えれば『応用』を考える余裕も出来てきます。
全ての結びを同じように身につける必要はありません、僕も掛け算は7の段は苦手なので7×4ではなく4×7で「28」と思いついてしまいますが、まあ問題はありません。
重要なのは「応用する余裕と知恵」です。
【結びを『活かす』応用力】
次に結びにおける応用力というのは「パズル」的な力です。
どの結びをどう組み合わせるか?が鍵になります。
工夫のポイントは「摩擦力」の強さを認識することでしょう。
ジャンダルム攻略トレーニングでも示したように棒などに『一巻した』ロープの「摩擦力」は絶大でそのヒモを『抜き取る』には「10倍」の力が必要になります。
登山における『確保』では「人間が落ちる」という瞬間的に大きな負荷がかかるので、さらに落下距離を短くする工夫(あるいはショックを吸収する工夫)をする必要があります。
しかし、一般的に言うと「きちんと結べば『結び目が解ける』より先に、ロープが切れる」と考えてほぼ間違いありません(とはいえ様々な不慮の事故を防ぐために2回縛っておくと安全性は高まります、応用ですね)。
【『プラス』決まった『応用形』】
…と、いうのと「よく知られた応用的な結び方」も存在します。
ボーイスカウトでもよく扱われる「角縛り」「筋交い縛り」です。
これは結びで「構造物(垣根やイスなどの立体物)」をつくるための工夫で、まあちょっと目端の効く人なら自力で思いつくでしょう(結びの初めと終わりは「ねじり結び」か「巻き結び」を使います)。
今後は『広い意味でのロープワーク』、「応用的な結び」と「応用事例」を中心に考えてみたいと思います。
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