【報告】2014年福井県六呂師高原 ボーイスカウトキャンプ【食事・登山・ファイヤー編】

前回は【ハイキング・肝試し・施設】を紹介しました。
今回がメインイベント(?)の登山とファイヤーのご紹介です。

【高原の景色】ミルク工房(アイスクリーム作りの体験コーナー)からの景色

【高原の景色】ミルク工房(アイスクリーム作りの体験コーナー)からの景色

 

【食料事情】

…と、その前に食事についてざっとお話します。

 

「外食編」越前大野は一個の独立した文化圏なので、食事をする場所も多く、お店も大体そろっています。

町並みもむやみに近代化されていなくて良い感じ。

【いい感じ】ひなびた感じはするが、寂れた感じはない。

【いい感じ】ひなびた感じはするが、寂れた感じはない。

紹介した「越前そば」の七間本陣以外にも「個性のある」お店が結構あります。

[→おしえてGoogle!! 「越前大野 グルメ」の検索結果はこちら]

市内には結構コンビニそしてホームセンター(地元のパルスがおススメ)もあります、六呂師から片道30分ほどはかかりますが、道も悪くないためそれほど苦にはならないでしょう。

 

「青少年の家-野外料理編」注意が必要なのはメニューによって「全然量が違う」ということです。

チャンコ鍋うどんは少ない!

まあ、でもバーベキューはそれなりの量なのでこれを頼めば良いでしょう。

【なんか焼いてる状態】ははは、たまには働いている写真を。

【なんか焼いてる状態】ははは、たまには働いている写真を。

 

「青少年の家-食堂編」…簡単に言えば給食です。

 

【経ヶ岳登山】

注意点は「勝山市側」の道はほとんど閉塞しているということ、下の「メモ付き国土地理院地図」に書いてあるように「地形図に書いてある登れる道は全て閉鎖されている」ということです。

【苦心の末の地図】センターの奥の道路に登山口がある、PDF(A3)はこちら

【苦心の末の地図】センターの奥の道路に登山口がある、PDF(A3)はこちら

手前の「保月岳」までは誰もが通れるルート(往復3時間程度)、ただし滑りやすい箇所が多いので、下りには十分注意しましょう。

【崩壊はないが・・・】磨耗はしていて、ガラスのように滑りやすい。

【崩壊はないが・・・】磨耗はしていて、ガラスのように滑りやすい。

保月から経ヶ岳は……20年ほど前の記憶で申し訳ありませんが、岩の横をかいくぐる様な道を延々と歩いていき、最後経ヶ岳前の小ピークを越えるとかなり強烈な登りがある……というルートだったと思います。

保月で体力に余裕があるな、と思えば十分に登れるルートです(往復に+2~3時間程度)。


 

今回は、地図のルートを信用したため(「まあ、最悪林道を行けば登山道に行けるでしょう」という感じで)登山口を発見できず、2時間のロスをしてしまいましたから登山的には「保月で終了」となってしまいましたが、スカウト達との「探検ハイク」としては彼らのグッドリアクションもあり十分な体験になりました。

【ルート捜索】努力は実らなかったが、活動としては良かった。

【ルート捜索】努力は実らなかったが、活動としては良かった。

 

【キャンプファイヤー】

XnCon_2014-07-27_19.42.06_iPhone 5s_0001

ただの焚き火も良いものですが、イベント的なファイヤーも悪くないものです。

 

キャンプファイヤーは今回ソング(12曲)、営火長(エールマスター)の言葉という比較的シンプルな形で進みました。

間のスタンツ(劇などの出し物)は2回だけ、救急救命法の劇があるのがまあボーイスカウト的ということで・・・。

 

最近は流行の「歌を歌い続けるファイヤー」です、まあカラオケみたいなものだと考えれば良いでしょう、大事なのは「歌いたい歌を歌う人(チーム)に選んでもらって」「ちゃんと練習する」事です。

 

スカウトであれば、スカウトソングでやる事が多いのですが、一般的に言えば流行歌(!)でやるのが良いと思います、今年なら「アナと雪の女王」でしょう(僕はレトロに「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」なんかが好きですが)。

 

ただ、少しは伝統的な歌を入れると良いと思いますので、始まりと終わりに使える曲を2曲紹介します。

「もえろよもえろ」

もーえろよ もえろーよー
炎よ もーえーろー
火ーのこを 巻き上ーげー
てーん(天)まで こがせー

 

照ーらせよ 照らせーよー
真昼の ごーとーくー
ほーのお(炎)よ うずまーきー
やーみ夜を 照らせー

 

「遠き山に日は落ちて」

とーおき やーま(山)にひーはおーちーてー
ほーし(星)はそーら(空)を ちーりばめぬー

 

きょーお(今日)のわーざー(業)をー なーしー終ーえーてー
こーこーろー(心)かーろーくー やーすー(安)らーえーばー
かーぜ(風)はーすずしー こーのゆうべー
いーーざや たーーのしき まーどいせーんー (少し静かに)まーどいせーんー

 

■今回のキャンプファイヤーで歌った歌の歌集(PDF)はこちら。
上の二曲も含まれています。

 

【一般的なキャンプファイヤーのステップ】

「焚き火の準備」焚き火(井形かまど)を組立てましょう、何本かの薪をいれて、下に灯油を染み込ませた布などを置いておきます。

また、火のコントロール(井形のフレームを長持ちさせるため)にバケツに水を用意して時折井形に水をかけます。

【井形】まあ熱効率はあまりよくないので「集いの火」に良く使われる。

【井形】まあ熱効率はあまりよくないので「集いの火」に良く使われる。

「入場」入場は少しはなれたところに集まり、暗い営火場に一列で入って行き、中央に組んである焚き火をくるりと一周して、着席します(席は地べたに板などを置いておくのが普通です)

 

「着火」着火の演出は様々ですが、選ばれた人がたいまつで付けるというのが基本形です、また自動着火装置などを使い、みんなの祈りで火をつけるなんていう演出も存在します。

 

「開始」歌やスタンツの順番は「時計回り(左の人が歌う)」などわかりやすいルールで決めて、営火長がなにか一言促すスタイルが良いと思います。

 

「最後」最後に営火長が感謝や抱負を述べることで〆るか、挨拶が終わった後「遠き山に日は落ちて」を歌い、2番以降はハミングにして参加者を送り出します。

 

「消火」最後の退場前から軽く水かけて弱めて行きますが、時間が許すなら燃え尽きるまで眺めるのも良いものです、ウィスキーかコーヒーを忘れずに!!

 

『火』という最高の演出装置がありますので、あとは少しの工夫で会は楽しくもなりますし、しみじみとしたものにもなります。

自由に工夫をしてみましょう。

 

ただし!!『火』の怖さも忘れずに!!(リンク先は50年間燃え続けて破棄された町の記事)

 

 


人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!


【基本から!!】このサイトで提供する情報の「基本」は各ページにまとめられています、基礎から読みたい方はページ上部のメニューから、「超初心者登山」「20K自転車」「野外生活」「15min盤競技」の4ジャンルのページにまとめてあります。
このサイトのGoogle広告ユニットはサイトスポンサーであると共に、Googleの考えるおススメの情報を自動掲載してくれるという意味で、コンテンツを補助する情報提供システムと考えています。僕は規約上これらを開く事が出来ませんので面白い商品や記事があれば教えてください!!
ブックマーク パーマリンク.

コメントは受け付けていません。