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夏最後の山は「予報外れの晴れ」涸沢往復2017

そういうわけで、9月の第一週は「夏の終わり」という事で涸沢へと行ってきました。

一日目は「また」台風の影響もあって残念な感じでスタートしましたが、徐々に空は晴れて来ました!!

 

【ルート概要】

全行程6時間(涸沢まで片道)の予定ですが「緩く美しい」コースですので景色に手を引かれて健康な一般人なら歩けるルートです。

「旅程」としては1日目「涸沢まで歩き涸沢で一泊」2日目「涸沢から上高地まで戻る」というものになります(上高地までは各社のバスなどが出ています)。

「登山」になるのは後半、本谷橋からです。

ここだけは気合を入れて(ゆっくり)歩きましょう!!

 

ルートは「超初心者登山」に推奨しているくらいですから全般的に安全ですが、各所に「落石注意」の場所はあります。

 

休むときは上を見て「崖」の下では休憩しないようにしましょう(これは車道でも同じですね)。

 

最後の「本谷橋」からの登りでは一部道が崩れた跡がありましたがすでに完全に復旧しています、ただしここも「落石注意」になっています。

ここは景色は良いのですが休憩は避けましょう。

ルート全体の感じを写真で見たいならこちらのページからどうぞ!!

 

【梓川沿いの道】

梓川沿いの「上高地」を歩くルートは完璧に美しい道のりです。

多くの人が感じる欠点は「距離が長い」事だと思いますが(3時間)、これも道程の美しさと休憩所の多さで補えるでしょう。

【徳沢園】前の広場は元牧場のキャンプ場

また、これくらいの長さの「準備体操」が高地順応には適しています。

富士山のように「5合目まで車で運ばれて、いきなり上がる山」では8合目辺りで若者でもバタバタと倒れていたりします。

 

上高地ではこの天与の「ゆったりとした景色の中を」ゆったりと楽しんで歩きましょう。

【梓川沿い】美しい梓川だが「パワフルな川」でもあるので川の傍は歩けない。

年々充実していく徳沢園ですが今年もお世話になりました。

 

徳沢園のカレーは「力の入ったカレー」で美味しかったです。

【美しい設備】徳沢園は随一の山小屋

 

ちなみに、体力的に不安があれば『一気に涸沢』ではなくて「横尾山荘」で一泊する予定にする事をおススメします。

サイトのキャッチフレーズも「風呂のある山小屋」

お風呂もある近代的な設備ですのでゆっくりと休む事ができるでしょう。

 

こうすると1日の行程を3~4時間に抑えることができます。

 

【横尾大橋から入山】

横尾大橋から徐々に道は山へと入っていきます。

【登山開始!!】

「登山開始!!」です。

 

横尾大橋からは「屏風岩」に見守られながら歩く事になります。

序盤の一時間は河原ですのでゴロゴロと岩が増えてきますが、坂は緩い感じです。

【岩が増える】河原は同じですが「谷」に入り、源流に近づくので大きな岩(石)が増えます、足もと注意!!

 

登りが本格的になるのは「本谷橋」からです。

【本谷橋】晴れていれば絶好の休憩ポイント、顔も洗える。

本谷橋からの1時間がキツイのでここは意図してゆっくりと休憩を多く入れて歩きましょう。

【登り!!】岩もかなりワイルドで斜度も急な1時間。

 

この後屏風岩の横を折り返して涸沢へと方向転換します、このあたりで倒木がいくつか出てきますが、きれいに片付けられてルートには影響がありません。

【景色が良く】道を覆っていた白樺が何本も倒れているがすべて撤去されていて道には影響が無い。

 

さらに、ルート概要でも説明した「崖が崩れた場所」が出てきますがここもごらんのように完全に整備されています、さすが北アルプスです!!

【大崩壊→再構築】普通の山道ならとてもじゃないですがこんな大規模修復はできません、さすがです。

 

【涸沢への最後の一歩】

涸沢への「本谷橋からの1時間」を過ぎれば涸沢まではもう少し!!

上の「大崩壊跡」を越えれば後は潅木の中を通る落ち着いた道が続きます。

 

最後に「沢」のそばを歩くところまできたらもう「涸沢の中」には入っています(ヒュッテ・小屋までも徒歩15分ほどです)。

【涸沢への最後の登り】よく見ると前の茂みの上にヒュッテの旗(吹流し)が見えています。

ただし、このあたりは「7月に来たら」かなりの雪がありますので、アイゼンの着脱などを考えるともう少し時間がかかるかもしれません(ほら、写真も撮りたいでしょ?)。

 

何度来ても僕はいつもここでじんわりと嬉しくなってきます。
僕達の景色も張っておきますが、是非みなさんもみなさんの景色を楽しんでください!!

【ヒュッテから】たどってきた谷の先には常念岳の方向が見える。

涸沢ヒュッテから360 #北アルプス #穂高 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA


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