そういうわけで、ついに2017年の白馬縦走の報告は最終回!!
「光あれ!!」と言う感じで徐々に明るくなる山道を楽しめました(僕達がもがいていた雲の下で白馬村は連日晴れていたようです、くやしい!!)。
【唐松山荘から八方尾根ルート概要】
ようやっと、超初心者でも歩けるルートです!!
ルートは全般的に美しく安全です、上高地や立山ほどの世界観はありませんが海外からの賞も受けている美しい景観のルートです。
本来は「八方スキー場」のある尾根なので登りの場合は八方小屋付近まではリフトを乗り継いで上がります(料金は1500円ほど)。
最後のゴンドラを降りて僕達が車を停めた「第二駐車場(バスターミナル有り)」までは1.1kmでした。
八方で入山・下山をするなら八方尾根の途中の黒菱平まで車で来て駐車場に停めておくという手もあります。
【唐松山荘】
……で、今回は唐松山荘(唐松頂上山荘)の解説もまぜていきます。
唐松山荘は上で説明した「ルートの良さ」からもかなり「観光に特化した」山小屋です。
「立山が見える部屋は特別料金」などの設定もありますが、まあこのあたりは仕方ないでしょう。
『お金持ちの浪費は美徳!!』という事でどんどん使ってどんどんみんなをハッピーにしてください!!
山小屋の内部もかなり綺麗です、白馬山荘に匹敵します。
トイレもかなり良い設備で、「半水洗式」になっています。
今回は「雑魚寝」の部屋に入りました、二段式の「カイコ棚」と呼ばれる方式でしたが、各部屋に空気清浄機があり気遣いを感じます。
宿泊者は関係ありませんが、日帰りの場合はトイレや食堂の使用料がかかり、飲料水は宿泊者でも有料です。
水については唐松山荘は直下の雪渓から汲み上げているという水事情の悪さがあるのでカンベンしてあげてください(食事のときにお茶は出ますから脱水になる事はないでしょう)。
談話室は食堂と兼用です、きれいな食堂で時間を潰せるのでこれはこれで良いでしょう(夜は16時から準備のために閉鎖され、食事の時間は入れません)。
食事は「特別料理」というものもあるそうですが、特にバイキングとかではなく盛り付けられたものを淡々と食べる方式です。
(ノーマルの)食事については可も鳴く不可も無いという感じで、やる気あふれる白馬頂上山荘の圧勝です!!……まあ単に僕が気に入ったというだけかな?
食堂には大判の写真が掲げてあり外が見えないときにも「本来はあの山々が見えていたのだな…」という面影が偲べるのは悪くない演出です。
唐松山荘はトータルでは気遣いにあふれる「かなり良い山荘」です!!
【唐松山荘から八方小屋へ】
さて、下山ですが唐松山荘の裏から下山ルートははじまります、見つからなければ山小屋のスタッフに聞きましょう(笑)
道はよく整備されていますが滑落すると死なないまでも必ずケガはしそうな岩だらけの斜面などがけっこうあります。
下りでいえば「始め」登りで言えば「最後」は気をつけましょう。
写真の左下は「岩場にネット」がかけられている様子です。
これは「落石防止ネット」のようでこのあたりではかなり多くの箇所にかかっていました、ここまで対策してくれていますからほぼ問題ないとは思いますが崩れやすい岩場ですので一応は落石には気をつけましょう(細かな破片を避けるために帽子などを着用しましょう)。
さてこのルートですが30分ほどするとどんどんと天気が良くなっていきます。
…まあ水平移動+高度の低下で「雲の中から脱出した」というのが正解だと思いますが……。
雲の変化に一喜一憂しながら歩くのも楽しかったです!!
八方池まではきちんとした山道ですが事故になりそうなところはありませんでした。
八方池(トイレ有り)からは「観光客のルート」にはいり木道を主体とした道を下山していく事になります、滑らないように気をつけてください!!
八方池からは1時間もかからないぐらいでリフト乗り場に着きます。
チケットを持って無くても途中の駅で売ってくれますから気にせず乗りましょう。
【八方池360度】
八方池(白馬八方尾根) #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
僕たちは帰り道に……
(1)第二駐車場前の温泉銭湯「八方の湯(モンベル会員は割引あり、カード必携)」に入り
(2)白馬駅前で朝9:00より営業のかなり家庭的な蕎麦屋「魚武有馬店 たかはし」で蕎麦を手繰って帰りました、どちらも良かったです!!
人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!
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