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【報告】『オーレン小屋→硫黄岳周遊』は美しく快適で無理のない好ルート【北八ヶ岳:1日目】

北八ヶ岳の蓼科側(桜平)から『オーレン小屋』に向かい周辺ルートを歩くコースの広がりがあり、設備も綺麗で超初心者にもおススメできます。

近辺には温泉付きの宿も多く、反対側に降りれば「本沢温泉」すこし縦走すれば今回私たちが泊まった「渋温泉(渋御殿湯)」、前回泊まった「稲子湯」など温泉場にも事欠きません(渋温泉稲子湯はバスも来ます)。

 

硫黄岳は『爆裂火口』という珍しい火口を持っていて、それ自体の「勇壮さ」もさることながら、景色も広がる美しい場所です。

IMG_8598.JPG

登山報告としては、「1日目」の報告になります。

 

【アクセス】

スタート地点の桜平には無料の駐車場があります。

ただし途中から林道を走ることになりますので、注意が必要です。

【桜平】この日はお盆で駐車場はパンクしていたため、近隣の路肩に止めた。

【桜平】この日はお盆で駐車場はパンクしていたため、近隣の路肩に止めた。

公共交通機関を使う場合は、茅野駅(中央線)から桜平まではタクシーで約50分ほど、約7,000円となります。

 

【地図と今回のルート】

・北八ヶ岳地図(B4 PDF)

 

 

【桜平からオーレン小屋】

【美しい森の道】オーレン小屋近辺の道はほとんどがこういう感じでした。

【美しい森の道】オーレン小屋近辺の道はほとんどがこういう感じでした。

2時間弱のルートで、林道を1時間、美しい緩やかな道を1時間ほど歩くとオーレン小屋にたどり着きます(間に「夏沢鉱泉」という温泉宿がありますが、ここはスルーで)。

【オーレン小屋】小さな沢沿いのロケーション

【オーレン小屋】小さな沢沿いのロケーション

雰囲気のある小屋ですが、それだけでなくトイレも綺麗(水洗)です。

【談話室】なかなか絵になる場所の多い小屋です。

【談話室】なかなか絵になる場所の多い小屋です。

 

【オーレン小屋から硫黄岳へ】

【高度はあがるが】森の中を緩やかに上がっていくルート、ゆっくり進めば誰でもいけるはずだ。

【高度はあがるが】森の中を緩やかに上がっていくルート、ゆっくり進めば誰でもいけるはずだ。

今回はまず、夏沢峠まで上がりました。

時間は3~40分で夏沢峠に、小屋がありむささびが住み着く不思議な小屋です。

コーヒーなども提供されます。

【風力発電】プロペラが林立している様子も面白い。

【風力発電】プロペラが林立している様子も面白い。遠くに見えるのは硫黄岳

夏沢峠から、まっすぐ硫黄岳へと向かう道があるので進んでいきましょう。

はじめは森の中ですが、程なく「森林限界」を超えて、「高山の風景」へと入っていきます。

【山々の世界】山を眼下に歩きます。

【山々の世界】山を眼下に歩きます。

ここは急な場所もありますが、1時間ほどで頂上まで到達します。

【頂上付近】前方の緑の「崖」は爆裂火口の「縁(へり)」、道は縁ぞいにまっすぐに頂上へと向かう。

【頂上付近】前方の緑の「崖」は爆裂火口の「縁(へり)」、道は縁ぞいにまっすぐに頂上へと向かう。

 

【頂上からオーレン小屋へ】

頂上の景色は、自力で楽しんでいただきたいのですが、昨日のパノラマ写真のように、爆裂火口とその先に見える景色は圧巻です。

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頂上はかなり広くなっていて野球くらいはできそうです、さらに「爆裂火口の反対のハシ」までの道もあります(今回のルート案内でオーレン小屋←→硫黄岳のループから「ひょろり」と突き出しているのがその道です)。

【岩場】山頂から逆へ降りる部分は5分ほどの岩場がある。

【岩場】山頂から逆へ降りる部分は5分ほどの岩場がある。

頂上から岩場、尾根道へと降りていきます。

しばらく歩くと看板があり、それを右に曲がればオーレン小屋です。

これは1時間30分ほどかかります。

【ハイ松林】斜度は結構きつい。

【ハイ松林】斜度は結構きつい。

しばらくすれば、またオーレン小屋が見えてきますのでそれでゴール!!ということになります。

【桜のすき焼き】馬肉のすき焼きがオーレン小屋の名物

【桜のすき焼き】馬肉のすき焼きがオーレン小屋の名物

一番下から合算しても7時間ほどの行動時間になります。

「長い!!」と思われると思いますが、街の中と違い(僕も町で2時間は歩けません)涼しい高地の美しいルートであれば十分に楽しめます。

 

【1泊2日のルートとして考えると?】

1泊2日のルートとして考えるなら、オーレン小屋まで歩いて1日終え、2日目に硫黄岳を目指して下山すればよいでしょう。

2日目の硫黄岳登山は、僕たちが2日目に歩く「根石岳へのルート(オーレン小屋から山のほうを向くと左の道)」を通り根石岳小屋から夏沢峠、硫黄岳、オーレン小屋、下山としても面白いでしょう。

 

日程があれば下山せずオーレン小屋に二泊すると2日目の食事は「しゃぶしゃぶ」になるということです、もしもいい写真がとれたらぜひ提供ください!!

 

 


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