メリークリスマス!!
【ペミカンの起源】
そういうわけで町の華やぐこの季節に、山岳部御用達の保存食「ペミカン」の起源についての記事が「日経ビジネス」に出ていたのでご紹介します。

「このようにさまざまな使い方があるクランベリーだが、最も一般的な使途といえばペミカンだろう。ペミカンとは、干した鹿肉と脂肪にクランベリーを混ぜた保存食で、パワーバーの原型とも言える。高エネルギー食のペミカンは、手早くカロリーを補給してくれる存在として旅人や商人に尊ばれた。やがて、人々に不可欠なものとなったペミカンは、戦争さえも引き起こす。」

この記事の中ではアメリカ先住民「メティ族が稼いでいた」とされているように、本来アメリカ先住民(カナダ方面のクリー語が語源)の保存食でした。
【山岳部の定番保存食】
山岳部で作るペミカンといえば「ラードで固めた肉」というのが相場なのですが、この記事のとおり「鹿の油」が元祖のようです。
これは鹿の油の融点は非常に高く、固体で持ち歩くのに向いていたからだと思われます。
ベリーのビタミン、鹿の油のカロリー、そして肉のアミノ酸を取れる万能食「ペミカン」が戦争まで起こした(それだけの経済利権が生まれるほど流通できた)というのは驚きとともに、見直す感じがありますね。
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