• 初めての方はこちらへ】『暑い時期には低山はやめておけ』『高山は夏でも20°、春秋には吹雪くぞ』……常識を拾ってからチャレンジしよう「超初心者登山」「20000円からのスポーツサイクル」レベルで"初められる工夫"を楽しんでいます。
    ※PR:本サイトのユニクロ・G.U.以外の商品リンクは広告リンクです。このサイトの運営を賄う目的で設置しています※

雑記「ペミカンの起源」〜クランベリー、鹿肉、鹿脂で作られ戦争まで起こしたエネルギーバーの元祖〜

メリークリスマス!!

【ペミカンの起源】

そういうわけで町の華やぐこの季節に、山岳部御用達の保存食「ペミカン」の起源についての記事が「日経ビジネス」に出ていたのでご紹介します。

【ペミカン】オリジナルに近そうなペミカンの画像(こちらのサイトからお借りしました)
【ペミカン】オリジナルに近そうなペミカンの画像、カレールーみたいなものです(こちらのサイトからお借りしました)

「このようにさまざまな使い方があるクランベリーだが、最も一般的な使途といえばペミカンだろう。ペミカンとは、干した鹿肉と脂肪にクランベリーを混ぜた保存食で、パワーバーの原型とも言える。高エネルギー食のペミカンは、手早くカロリーを補給してくれる存在として旅人や商人に尊ばれた。やがて、人々に不可欠なものとなったペミカンは、戦争さえも引き起こす。」

【クランベリー】強力な「酸っぱさ」で保存食のベースにもなった。
【クランベリー】強力な「酸っぱさ(ビタミンCには酸化防止効果がある)」で保存食のベースにもなった。

この記事の中ではアメリカ先住民「メティ族が稼いでいた」とされているように、本来アメリカ先住民(カナダ方面のクリー語が語源)の保存食でした。

【山岳部の定番保存食】

山岳部で作るペミカンといえば「ラードで固めた肉」というのが相場なのですが、この記事のとおり「鹿の油」が元祖のようです。

これは鹿の油の融点は非常に高く、固体で持ち歩くのに向いていたからだと思われます。

ベリーのビタミン、鹿の油のカロリー、そして肉のアミノ酸を取れる万能食「ペミカン」が戦争まで起こした(それだけの経済利権が生まれるほど流通できた)というのは驚きとともに、見直す感じがありますね。

期間限定「インフルエンザ対策ストア」バナー

ブックマーク パーマリンク.

コメントは受け付けていません。