そういうわけで今年の夏の登山終了です!!
今年は仕事も忙しく情報が断片的になってしまい申し訳ないところもあるのですが、このルートは数年前にも歩いていて「湿原を行く雄大なルート」というイメージがあります。
今回は雨で心配していました、もちろん晴れているときと比較すれば違いますが、それで居てなかなか楽しめるルートでした。
【弥陀ヶ原から天狗平へ】
弥陀ヶ原から天狗平まではそれなりに「アドベンチャー」なコースです。
けっこう鬱蒼とした草原の中を苦しいわけではないのですが河を3度ほど渡り、最後に「天狗の鼻」を乗り越えて天狗平に入っていきます。
この「天狗の鼻」を登っていくところがこのコース唯一の(そして30分ぐらいあるので意外と長い)難所になります。
途中には鎖場あり、滝と鎖場ありで・・・ここは十分に注意が必要です。
今回は雨はそれなりでしたが、幸いな事に渡れない河も鎖場も無く通過できています。
・・・無理は禁物ですよ。
【天狗平は広大】
天狗平は広大な湿原です、今回はあまり何も見えなかったので間延びしましたが、本来ならこのあたりからは「立山三山」を望みながら日差しの中を歩いていくという部分ですが、今回は残念ながら「雨の湿原歩き」となり、部分的には木道の上にも水が被っていたので靴もぬれて「ちょっと湿っぽすぎるだろう・・・。」と憤りを禁じえません・
天狗平をひたすら進んでいくとしばらくで道路の傍を併走します、木道の道をゆっくりゆっくり進むと最後に「巨大な丘」が現れますのでこれを乗り越えればそこに天狗平山荘があります。
天狗平山荘はなかなかサービス精神のある山荘で、山のホテル的な食堂でコーヒーを飲んだり、ケーキを食べたり(立山フェスティバル中でケーキはなんと3種類でした)もできます。
僕達は若干のビール(大)と、大量の「味噌こんにゃく」そして「豚のしょうが焼き」を平らげてさらに進みます。
【天狗平山荘から室堂は散歩道】
子供連れなんかだとおススメなのはこの「天狗平山荘」から歩き始めるコースです。
まあ、室堂内も「歩くしかない」ところなので、バスステーションから「雷鳥荘」までで30分だとか歩くことにはなりますが、ここから歩くと(大体45分くらい)立山三山へ歩いてたどり着く達成感も得る事ができます。
このサイトの「超初心者登山」のまとめページ『超初心者登山のルート』のコーナーの写真はまさに「天狗平からの室堂、立山三山を望む」という写真です。
夏の立山は残雪が美しく、晴れていれば「見た事もない美しい世界」を体現しています、僕が立山が好きになったのはまさにこの「景色」に出会ったからです皆さんにもおススメします!!
さて、ここまでくれば(空気が薄いのでゆっくりどうぞ)最後のヒトのぼりが待つだけです、この坂を越えれば室堂はみくりが池のほとりに出ます、より大きくなった「立山三山」が目の前に現れます・・・
・・・と、僕達は今回はそのすばらしい景色は「翌日に持ち越し」になったのですが、代わりに天狗平山荘から少し歩いたところで下の動画のようにたくさんの雷鳥に囲まれて歩く名誉に浴する事ができました!!
いやぁ、立山はいい山です!!!
人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!
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