前回はそういうわけで「もし自分が『今から自転車を始めるなら』(ただし20000円くらいで)」というコンセプトでオススメ自転車を選んでみました。
今回はその上での『購入した自転車にしなくてはいけないこと』をまとめていきます。
1)自転車の検品(チェック)
購入してきた自転車の確認をしましょう。
回転部、ブレーキなどを回し(操作し)ヒズミ、ブレやギクシャクとした動作が無いかを確認する。
通販で購入した場合は『回転部、ブレーキの動作が硬い(ムラがある、ブレる)』場合は『まず返品』で考えれば問題ありません。
その回転部やブレーキについての詳細な設計値がユーザーに提供される事はまず無いのでこのあたりはもともと「フィーリング」でしか判定できません。
ですから「少しでも怪しければ即返品」で大丈夫です(そういう意味ではAmazonは非常に楽です)。
【返品】Amazonの場合は非常に簡単です「アカウントサービス>購入履歴」から商品を選んで『返品する』をクリックして、理由に「××の動きが硬い」などと明記すれば文句無く返品できます。
2台目も同じならそれはそれで納得しましょう(20000円程度の自転車ですからすべての部品がミルクのように滑らかな動きをするとは限りません)。
その部品はその程度のモノと諦めましょう、多少硬いくらいならまあ仕方ありません。
後は各所をみて・・・特に変速機のアーム部分に「ぶつけた」形跡がないか?
ゆるんだネジや六角はないか?をチェックしましょう。
【チェックして違和感があれば】Amazonなら返品、お店で購入した自転車の場合は、お店の人にキチンと話をしましょう。
変なお店でなければ(あさひやイオンといった量販店系はまあまあ普通に対応してくれるはずです)対応をしてくれるはずです。
このときに『修理対応』といわれるかもしれませんが、それはOKです。
『新品交換』が好きな人もいますが、結局中国の工場労働者が適当に組み付けした『新品』よりも、日本のトレーニングを受けた技師に組みなおしをしてもらえるならそちらのほうがはるかに有難いからです(組み立て工賃だけでもうん千円も得しています)。
2)防犯登録
自転車は防犯登録をしてもらう必要があります、店舗購入であれば自動でしてくれているはずです。
ネットで購入した場合は自転車量販店やホームセンターで受付をしてもらいましょう。
『手数料500円(400~600円)』と『保証書』または『販売証明書』が必要なので持って行きましょう。
販売店名・商品名・車体番号(自転車のフレームに刻印)が記入なければ自分で追記してください。
……ちなみに、ホームセンターなどで平日の午後だとかに登録にいくと『証明書』についてスルーしてくれる事もあります。東京の自転車商防犯協会では証明書の書式を配布しています。
自転車の譲渡などを受けた場合も『再登録』になるので、証明書を用意するか、防犯登録の控えも持ち主から譲渡してもらう必要があります。
○保険の検討○
そうそう、大切なことです保険を検討してください。
特に「通販」で買った場合、普通の自転車にならついている『TSマーク(1年のみ)』の保険さえ無い事になります。
怪我なんかについてはすでに保険をお持ちだと思うので自転車で注目するべきは「賠償補償」です、TSマークの1000万円ではちょっと怖い気もします。必要に応じてプラスしましょう。
3)初期の調整
自転車は初期調整をする必要があります。
まずはハンドル・サドル・変速機といったところになります。
あさひやイオンバイクではこの辺りをざっくり見てもらう事も出来ます(ちなみに店舗購入の場合は一応はチェックされているはずです)。
ですが、自転車における『正しい調整』とは最終的には『あなたと自転車の間』にしかありませんので、自分で調整する必要があります・・・・・・が、基本的なことは以下を参照してください。
C)自転車はじめの調整「変速機調整」(近日公開予定)
変速機の使い方(基本)もよければ読んでください。
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