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20K自転車『ドッペルギャンガー”260-RD Parceiro”を買ってみた・クイックレビュー』

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そういうわけで、遠征ができて、それなりに走る安い自転車を求めてドッペルギャンガーを購入してみました。
まあ、なんだ、パーツのレベルとか、どーだコーダという事は僕はあまり気にしません。

走行の体感を高める上で重要なのは重量と、変速機の有無そしてポジション(=フレーム+ハンドル)という考え方なので。

その上で260は「それなりに良い」自転車です。

 

世の中には『夢のようにすばらしい』モノがあるという事は知っていますし、それらを揃えれば『もっとすばらしい体験』が得られるというのはわかりますが、まあ『20K自転車』というようなコンセプトからは大きく離れてしまいますから、ですから私はこのくらいのクラスから自転車を始めることをオススメします。

・・・・・・但し、『本当にまったく自転車がわからない』という人は、ショップで何らかのメーカー品を買う事をオススメします、下に書くように「変速機がおかしくないか?」くらいは(直せないにしろ)わからないといけませんので。

 

部品は徐々に買い換えていけば、部品を変えるたびに喜びと驚きがあるのでなかなか「イイ経験」になるものだと僕は思います。

 

まず、初期の260についてざっと。

コンポーネント(ギヤ・変速機)はシマノの7段、初めてなら十分な性能を感じれるはずです。

ブレーキも、『イイ』とはいえませんが、まあとりあえず利きます。

タイヤは悲惨ですが、それでも乗ってみればそれなりにキビキビと動いてくれてうれしくなってきます、Good Partner Ship!!(Parceiroとはポルトガル語のパートナーの意)

モールド(造型)感の"薄い"タイヤ、まあタイヤは消耗品ですから『走行試験用タイヤ』という感じでしょうか・・・・・・タイヤを交換したときの性能向上を想像するとゾクゾクします。

モールド(造型)感の”薄い”タイヤ、まあタイヤは消耗品ですから『走行試験用タイヤ』という感じでしょうか・・・・・・タイヤを交換したときの性能向上を想像するとゾクゾクします。

折りたたみ部のアップ、『※注意※締め込みが緩いとフレーム破断のリスクが高まります!!』下の六角ネジは締めにくい(フレームが斜めなのでL字をしているレンチだと引っかかる)。

折りたたみ部のアップ耐久性は不明だが、グラつきなどはない。『※注意※締め込みが緩いとフレーム破断のリスクが高まります!!』下の六角ネジは締めにくい(フレームが斜めなので付属品のようなL字をしているレンチだと引っかかる)。

まずは、実際に組み立てをしましょう(折りたたみ自転車なので折りたたまれて納品されます)、『フレーム』を組み立て(折りたたみを開いてネジを六角レンチで差込します)、『ペダル』をつけて、『ハンドル・サドル』を締め付け・調整しましょう、工具(六角レンチと簡易スパナ)は同梱されてきます。

 

組み立てた後は実際にペダルを回し、軽くタイヤを回してブレーキをかけて、ブレーキのテストを。

 

ペダルを回して変速機を操作して、きちんとすべてのギアにチェンジができることを確認します(下にあるような調整をする必要があるケースもあります、『変形』が無ければこれは初期不良とは言えません)。

 

そして、ハンドルやサドルを強めに振ってみます。

 

動いてしまう場所や、緩みがあるならネジの締め忘れ(締め不足)がありますのでもう一度確認しましょう。

違和感やアタリ(ゴリゴリとした感じ)などがあった場合は初期不良として返品してしまいましょう。

Amazonの場合は非常に簡単です「アカウントサービス>購入履歴」から商品を選んで『返品する』をクリックして、理由に「××の動きが硬い」などと明記すれば文句無く返品できます。

 

ブレーキ廻りとと変速機は特に時間をかけてチェックしましょう。

大切なのは『変形』が無いかを確認する事です。

 

可能であれば自転車屋さんでチェックをしてもらえれば良いのですが、こういうネットで買った自転車を持ち込む場合は『イオン』や『アサヒ自転車』のようなチェーン店にしましょう、いくばくかのお金を取られますが、きちんと変速機の調整までしてくれます。

 

変速機調整はいろいろと難しい事が書いてある事が多いですが基本的には側面についてある二本のネジで、ギアの動作幅の『一番上』と『一番下』をちゃんと設定すれば問題なくなるケースが多いです。

→ギアを一番重くして、ネジを回してみると変速機の『アームが(非常に小さく)動きます』(動かない場合はそれは軽い側の調整ネジなので逆のネジを回してください)。

変速機の動き

変速機の動き、調整ネジを回すと『ディレイラー』が小さく左右する(アタリのネジを回せば)

ペダルを動かして『ガチャガチャ』音や『カタカタ』音がなくなるようにネジを調整(締めたり・緩めたり)します。

音が一番小さなところが見つかったら、そのセッティングで変速してみます。

うまく変速しないようなら、少し調整を変えてみてください(ほんの一ミリほどディレイラーが『外』に動くようにネジを回してください)。

もちろん「完璧」なセッティングは別にありますが、それは『自分の経験』で探しましょう。お店に頼めば70点くらいのセッティングにはしてもらえます。

 

お店に行ったときには防犯登録もお願いすれば良いでしょう500円くらいです(防犯登録だけならホームセンターでも)。

今回私が購入した260の場合ブレーキには二つの不備がありました、一つ目、ブレーキパッドが外れかけていた事(Vブレーキのアーム自体もねじが緩かった事)。

【問題1=画像は解決済み】ちょっとバランスが悪いけれどとりあえず、取れかけていたネジ(ブレーキパッドの左の円形銀色部)のネジを締めなおした。

【問題1=画像は解決済み】ちょっとバランスが悪いけれどとりあえず、取れかけていたネジ(ブレーキパッドの左の円形銀色部)のネジを締めなおした。

もうひとつが、ブレーキレバーの『タイコ』がズレていて、ブレーキが異常動作(引いた後の戻りが引っかかる)を起こしていた事。

【問題2】ブレーキのタイコ(写真でみると円形の銀色部分)が『微妙に』ズレていてブレーキを引いた後、元に戻りにくかった。

【問題2】ブレーキのタイコ(写真でみると円形の銀色部分)が『微妙に』ズレていてブレーキを引いた後、元に戻りにくかった。

あと、変速機も調整が必要でした。

 

まあ、折りたたみ自転車は折りたたんだときにブレーキのタイコは外れがちなのでこの部分についてはざっくりした知識(タイコの引っかかり方)を持っておきましょう。

 

時間的に余裕があれば「ブレーキパッドの緩み」で「初期不良返品」もできたと思いますが、今回はしませんでした。

美しくて、柔らかめのサドルは、初めて乗る人には好感触と思います。

美しくて、柔らかめのサドルは、初めて乗る人には好感触と思います。

 

そんな260ですが、そうですね総合的な感じとしてはスタイルの美しい、楽しい自転車だと思います。
ですが上を見てもらったらわかるように・・・・・・決して難しい事はありませんが「機械をまったく触りたくない」という人には向かない自転車です。

 

 


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