そういうわけで、2日間にわたる妙高山チャレンジです。
妙高山は「外輪山(カルデラ)」に守られた『深い山』でした。
【ルート概要】
第一日目地図とログ(正確なペースなどはルートラボのサイトで確認してください)。
雨天も有りルートは1日目高谷池ヒュッテまでの最短(4時間30分)ルート「笹ヶ峰→高谷池ヒュッテ(最終的には火打山まで往復で+2時間)」、2日目は「高谷池ヒュッテ→妙高山→燕温泉」ルート(7時間30分)になりました。
岩・泥・笹によってルート全体が歩きづらく(転倒し行動不能になればそれは『遭難』という事になります)「中級者以上向けのコース」と言えます。
危険箇所も数箇所ありました、有名な「妙高9合目の鎖場」はもちろんですが、燕温泉へのルートを中心に「ふとしたところ」に落ちると危険なポイントが存在します。
【笹ヶ峰、火打山登山口での混乱】
【ナビに注意】火打山登山口を目指すために登山口前の「明星荘」を電話番号でナビに登録したところ、旧館(?)へと辿り着いてしまい火打山登山口へなかなか辿り着きませんでした、マイナーな事例だとは思いますが一応ご注意を!!
【スタートは遅らせました】この日は10時ごろまで猛烈な雨があったため出発を10時過ぎまで遅らせています。
登山口からは美しい広葉樹林が続いています。
また、登山口から富士見平、高谷池、火打山まで各所で見られる「木道」が特にこの登山口から「黒沢橋」までは延々と整備されています。
時折沢を渡る場所がありますが、猛烈な雨があったにも関わらず水量は多くなく、あっさりとわたることが出来ました。
黒沢橋もかなり強固な近代的なつり橋で「雨で渡渉(沢などを渡ること)できないのでは?」という心配はすべて杞憂におわりました。
【黒沢橋から本格的な登山「十二曲がり」】
黒沢橋を渡ったところからが本格的な登山道になっています。
斜度も急になり、全日・当日は雨の影響もあり路面状況もグッと悪くなりました。
ここからしばらく進むとテレビドラマ「山女日記」でも舞台になった「十二曲がり」へとぶつかる事になります。
……と言いますが「十二曲がり」は単に「道が十二回ぐにゃぐにゃ曲がっている」だけで難所というわけではありません。
むしろここを終えた後の方が厳しい山道になります。
ここからは「富士見平」まで地図上では「ほぼまっすぐに」尾根を登っていくことになりますからかなりの斜度の道をひたすら上がっていく事になります。
まあ、ぐにゃぐにゃ曲がっていたり「せっかく登ったのにまた下り……」という道よりも僕は「まっすぐ上がる」ほうが好きですからこのルートはイヤではありませんが体力的にはシンドイのも事実です、少しペースを落としてゆっくり上がっていきましょう。
しばらく進むと徐々に斜度が下がっていき、また木道が現れるようになると「富士見平」までもしばらくです。
富士見平では残念ながらガスが戻ってきており、本来なら「振り返ってみれば」見えるはずの黒姫山もその向こうの富士山も見ることはできませんでした。
富士見平には分岐があり看板ではっきり「火打山」「妙高山」と道が分かれていますので間違える事はないと思います、私達は火打山(高谷池ヒュッテ)へのルートを進みます。
分岐から先は黒沢流域、高谷池の湿地帯に入るためかなりの場所が木道でカバーされています。
……なんですがそれでもまだ細かい「揺さぶり」があるのでなかなか疲労する道です。
【高谷池ヒュッテとオマケの火打山】
……とは言いながら、4時間強の道ですのでそれなりの感じで高谷池ヒュッテには到着します。
高谷池ヒュッテは「トイレが水洗化」されており、ペーパーも回収してくれるシステムになっていてかなり快適に過ごすことができました。
ただし、20時には消灯で消灯後は本当に真っ暗なのでトイレに行くにもヘッドランプが欠かせない「昔ながらの」山小屋の側面もあります(高谷池ヒュッテについてはまた詳しく書きます)。
……で、始めに書いたとおりこの日の出発は雨を避けるため10時、スタートが遅れるため高谷池ヒュッテまで最短ルートで来たのですが(14時過ぎに到着)、目の前には100名山の一つ「火打山」があるのです。
今回のルート取りでは「妙高山は2日目」になっていますので、火打山にトライするならこの日しかありません。
……時間も限られているので不要な荷物を高谷池ヒュッテに置いて、駆け足で火打山へとトライする事になりました、さらば担いできたワインよしばしの別れ!!
「天狗の庭」と呼ばれる美しい湿原を横目に火打山に取り付こうとするところで再び雨が降り出しました、呪われているのか!?
……メンバーに確認すると「それでも行く」との事なので足早に丁寧に山を登り始めます。
泥と岩は相変わらずでしたが、その中では火打山は本当によく整備された山でした。
山頂付近にも木道が置かれていて、道にも助けられながらかなり早く山頂までを往復する事ができました。
高度もあるので急ぎながらもお互いの顔色を見ながらの登山は短いルートとはいえかなり緊張感がありました……なにかあるとタイムアップ(夕暮れ)してしまう「こういう行動」はおすすめしません!!
この後、高谷池ヒュッテに戻って「17時から販売開始!!」の生ビールを飲めたのはこの日最大の幸運でした!!→明日は妙高山だ!!
人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!
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