2013大キレット登山報告「新穂高温泉→南岳→北穂高→上高地弾丸ツアー」(後編)

「なに、あとは時間の問題ですよ(何時間かかるかはわからんがな!!)。」
・・・・・・仕事がトラぶったときの僕のキメ(?)台詞。

 

そういうわけで、今回で大キレット山行報告も最終回。

 

今回は『北穂高山荘(ほぼ北穂高山頂)→涸沢経由→上高地』という電撃的脱出作戦です。
ははは、しかもオンシーズンは上高地のゲートは20時まで開いているという事前情報を得ている、『時間は我々に味方した!!』
・・・・・・でも、早く帰りたいよねw

→ちなみに20時までは最低開いていますが、実際には繁忙期で観光客が降りきらないケースなどでは、ゲートが22時まで開きっぱなしだった事もあるそうです、下山する人は17時を回ると大変なのでもう少し早く降り始め(バス停で整理券をもらう)たほうが良いようです。

 

GPSによると【総距離14km、高低差-1500m、実時間で7時間】の道のりでした。

北穂高山荘でマッタリ過ごした後、北穂高を降りていきます。

北穂高山荘のコーヒーは旨い。

北穂高山荘のコーヒーは旨い。

山荘直下の雪渓も今年は大きい。

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涸沢ヒュッテが雪に囲われているのが眼下に見える。

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北穂高の難所、南嶺(ナンリョウ)取り付き、実際はまあ長い岩場ではありますが、角度があるので慎重に進めば大丈夫でしょう。はしごもそんな急角度ではありません。

今年は更に、何箇所か”ステップ”が打ってあり安全性が高まっています。

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これは、もう涸沢の目の前ですが、今年は北穂へのルートでさえ大きく崩壊している部分がありました。

このシーズンの2~3回の山行の感じから言うと、北アルプスは全体的に荒れがちなのかもしれません。

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涸沢のテント村も雪の上、まるで春の”ヒュッテ掘り出し部隊”ですね。

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どこまでも雪、かなたまで雪。

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これはこれで・・・・・・良いものが見れました。

ここを通過した後もなんとなく道が崩れているところが多く見られました。

雪と雨の影響でしょうか・・・。

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上高地も曇り、夕暮れには少し晴れ間も!!18:00には何とか河童橋のたもとに到達したのです!!!

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・・・・・・で、まあ撤退も出来たんですが、せっかくなので『市営』上高地アルペンホテルに宿を取りました(実際は横尾山荘の公衆電話(テレカのみ)から予約をしました。

ホテルのリストが電話の前に貼り付けてあって便利!!

 

この日は五千尺ホテルは×でしたが、清水屋ホテルとこのアルペンホテルには空室がありました、ただしハイカーズルーム(二段ベッド、相部屋ですが1人9000円で二食付く「僕らには」良い感じの部屋です)は×でした)。

 

元貴族の別荘を改装した立派な内装、食事も地の食材を入れていて、コストパフォーマンスの高い良ホテルです。

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立派なディナー、高いワインでも5000円とリーズナブル!!

ワインは信州駒ヶ原の本坊酒造のヤマソービニヨン(山葡萄とカベルネ・ソーヴィニヨンの交配品種)製造5000本の中のロットナンバー1334でした、重みはありますが渋さはなく、日本人向けの味。

ワインは信州駒ヶ原の本坊酒造のヤマソービニヨン(山葡萄とカベルネ・ソーヴィニヨンの交配品種)製造5000本の中のロットナンバー1334でした、重みはありますが渋さはなく、日本人向けの味。

ははは、もうどうにでもなれ!!!という贅沢ですな~。

さて、これで二日で25km、20時間に渡る山行が幕を下ろしたのでした。
みなさん、長い文章をお読みいただいてありがとうございました。

 

最後まで読んでいただいた方には、山の楽しみには『様々な種類喜びの絡み合った豊かな贅沢が』・・・・・・「未達成のルートを達成する」「すばらしい気候と自然のあり方を感じる」と共に、「最高に空腹な状態で、最高の食事を楽しむ」という部分もあるという事が良くわかって頂けたかと思います!!

 

皆さんも、ぜひ美しくてすばらしい、安全で楽しいトレッキングを楽しんでみてください!!

【完】

 

超初心者のみなさんへのおススメコース

今回のコースで言えば、下りコースに含まれていた「涸沢←→上高地」がおススメです、体力があれば無理なく楽しめるコースです。

このコースを遊ぶうえで大切な事は「お盆」だとかの「ハイシーズンには行かない」の一点に尽きます(※1)。

日により時間により、様々な表情を見せる涸沢は「頂上」を目指さなくても楽しいトレッキングを理解するには最良の場所。

日により時間により、様々な表情を見せる涸沢は「頂上」を目指さなくても楽しいトレッキングを理解するには最良の場所。

日数が2日程度しか取れない場合は、深夜発/「自家用車→平湯でシャトルバスかタクシー乗換」か、「さわやか信州号」早朝上高地着(ゲートがあるので5:00以前には入れません)しましょう。

 

一日目で『涸沢』まで到着し、宿泊します(涸沢小屋・涸沢ヒュッテ、小屋には有料ですが個室もあります(※2)。

 

翌日体力に余裕が『有り余れば』、まずは『北穂高岳』に登ることをおススメします、混雑状況的にもルートの安全度的にも初心者におススメできます(とはいえ、これをすると上高地まで10時間近く歩く事になります)。

 

無ければ、涸沢の中をめぐりましょう(1時間程度)。

涸沢カール(大雪渓)を見に行ったり、ザイデングラードの下まで見物に行くのも良いでしょう(ただしあくまでも無理はしないでおきましょう、学校の『厭足(えんそく)』のように無理に頑張ったり、頑張らせたりする必要は無いのです)。

涸沢内のコースマップと見える山の説明図

涸沢内のコースマップと見える山の説明図

ちなみに、雪渓などを見ている時に上で「ぱき」というような乾いた音がした場合速やかに斜面から離れましょう、落石が雪を滑って来る可能性があります。

 

日数的(2泊3日程度)に余裕があるなら、一日目はもう少しゆっくり上高地に入り、一泊目を徳沢ロッジ徳沢園に取りましょう。

二日目は早めに宿を出て、涸沢に入ります。時間と体力に余裕があれば上で説明したように『北穂高』か『涸沢めぐり』をしましょう。
三日目はまっすぐ下山しましょう。

 

更に日数に余裕がある場合は、上高地内か近隣の温泉に宿を取るのも良いでしょう。
上高地内では「上高地アルペンホテル」がおススメです(お金に十分な余裕のある引退世代の方には五千尺ホテル清水屋ホテルをおススメします、特に五千尺ホテルはレストランも一流です、ただし予約は半年前には一杯ですが)。

 

温泉は、上で紹介した「清水屋ホテル」も温泉ですが、上高地から出て「平湯温泉」や「新穂高温泉」のほうが探せば安い宿を見つける事が出来るでしょう。

 

※1 いきなり山小屋の繁忙期に宿泊すると、山を嫌いになる事間違いなしです、もしハイシーズンであればテント泊をおススメします、食事は小屋で購入しましょう。こうすればテント・マット・寝袋だけで一夜を過ごす事ができます。テントは・・・・・・また解説も書きますが説明書を読めば立てれるようなスバラシイ物がたくさんあります。
※2 ただし、山小屋は『ホテル』ではありません、『キャンセル料』という概念が存在しないのと同様、『定員オーバー』という概念も存在しません(宿泊を拒否したら状況によっては『命にかかわる』からです)、緊急時には他の人を受け入れる必要があります(個室料金は返金されます)、あとお風呂もありません。


 

 

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