登山の基本技術の一つに「パッキング」というものがあります。
パッキングは「ザックの中に荷物を詰める(PAC)」する技術です。

分類小分け、重いものは【中央で上側】
これは以外と重要な技術で、雨の中などで必要なものをすばやく取り出すために必要ですし、ロープなどを持っていても緊急時に出せなければ、『何の役にも立たない』という可能性もあります。
装備は小分けにします、小分けには専用のスタッフバッグ・ストレージバックもいいですが、とりあえず初めのころはジップロックなどを使いましょう。
この袋はジップロックのような防水の袋(まあビニール袋も防水ですね)にしたほうがいいです、雨などに当たった場合、装備が水を吸うと無駄に重量がアップするからです(ザックカバーをしていても、強い雨だとヌケてしまいます)。
図でも示している通りルールは二つです。
『1)重量物を中央の上側に(ちなみに同じサイズなら一番重いのはたいてい水です、金物であっても袋に詰めると隙間があるからです)』
『2)良く使うものを袋の入り口側』へと並べていきます。
なお、背中にパッドの入っている現代の登山用のザックであれば心配ありませんが、ペラペラな普通のリュックサックの場合は、背中側にピクニックシートなどを折りたたんで入れておきましょう(背中を保護するクッションになります)。
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