そういうわけで、天神祭無事終結いたしました。
写真を撮るだけでも疲れましたが、「肩を入れて」おられた方は本当にお疲れ様でした。
【熱い一日】
比喩的な表現だけではなく物理的にも熱い一日でした。
ちなみに本来の天神祭は「天神様の旅」なので行き先を決めるために「鉾流神事」で目的地を決めてもらい、そこまで陸と海を渡って一泊するという神事でしたが、江戸時代に雑魚場(後に戎島)を「天満宮御旅所」に定めました。
現在では「地盤沈下で橋がくぐれなくなって」しまい上流に巡回する「船渡御」に落ち着いています。
ちなみに「陸渡御」は船に載せるためにしているのですが、その折に氏子さんの家を回り、エリア内のお宮や代表者の人達を「手締め」で祝福して回るという形になっています。
ちなみに太鼓は一般的な神輿とは違い、6人の「ガンジ」と2人の「頭」そしてなにより「天神様」の乗る神輿なのに、神輿の形式としては俗にいう「二点棒」なので一人あたりの負担が重くどんどん「肩」が入れ替わっていきます。
そして肩の入れ替わりが上手く行かないと「落ちる」のも特徴です。
落ちると「雷鳴轟く」低い太鼓が響く
もちろんあまり良いことでは無いのですが、ある程度進んだら「落ちる」のは仕方ないと思われているようです、そこは雷神ですので「それぐらいはOK」という感じなのでしょう。
これで「総代」の家の前まで進んだ後は台車に載せて船まで運びます。
南天満公園から太鼓は船に乗って進みます、船渡御です。
【手締め、宮入り】
折々に行われる手締め、これは船から降りたところでここから「陸渡御」で宮入りへと進む。
ここから天満宮までの直線を通りの氏子さんの家やお店に「手締め」を送りながら進んでいきます。
周りの人は緩い感じですが、一人あたりの負担が異常に重いので担ぐ人の顔はみるみる強張っていきます。
と、あとはそれぞれの「講」が宮入りし祭りが終了します。
他の講や花火なんかはもっと他のサイトでどんどん情報が出ていると思いますのでそちらを見ていただくとして、天神祭が「天神様の旅」で、この太鼓がその依代だということだけは知っていると良いかなぁと思います。
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