そういうわけで金剛山「耐寒登山」に久々に挑んでみました。
僕もかつてのように「寒さを喜んでいられる歳」ではなく、ジンジンとしびれる手足を動かしながらの山行(というか、山頂での休憩(昼食)がツライ)でした。
【ルート全体】
今回は「水越峠(富田林からバスで30分)」から山頂を経由(2時間ほど)して「黒とが谷(セトルート)」を下ります(1時間強)、合計で3時間~3時間30分ほどのルートです。
ゴールは「金剛山登山口」というルートでした。
標高は1200m弱、ルート全体としては「歩きやすい山」ですが、登りの水越峠コースは歳を経てなだらかな尾根道が続くため「風の止むことのない無い山」です、寒さ対策は厳重に、セトルートはかなりの急斜面です。
【「小粒でもピリリと辛い」金剛山】
登りは体力的にはきつい所はありませんが、「気温と路面」が敵です。
今回は幸いなことに「凍結路面」がほとんどなくパウダースノーの中を歩けましたが、「アイゼン(よりはスノーチェーンのほうが良いかもしれませんが)」は必須の山です。
尾根道は冷えるので休憩をするとすぐに震えが来ますが、景色も楽しめます。
尾根道のよさで、日当たりもよく「天気さえよければ」光の中を歩く楽しみもあります。
【山頂は「修験道」の大本山】
「金剛山」は神は「一言主大神」の地、仏は「修験道の始まりの土地」として知られています。
当時、「大和と奈良盆地」は日本の政治経済の中心でした。
「大和川」を経由する『メインストリーム』からは離れていますが、このエリアは逆に『辺境』として確立していたのでしょう。
まあ、現在は昼食に最適な広場の多い場となっています。
でも、とにかく寒いので昼食はあまりおススメできません!!
【セトルート下山-金剛山登山口へ】
この道も素直な道ですが、斜度はかなりあるのでご注意を。
今年は凍結はありませんでしたから比較的スッと下りれました。
……ただし、「地上まで」はですよ、途中で雪も無くなってアイゼンを外してしまった後、谷に囲まれた(陽の入りにくい)舗装路に出てからは凍結箇所が多くて、僕は5回くらいは転びました(笑)
最後こそ油断大敵です‼︎
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