【紐使い】登山靴への簡易な滑り止め「テントロープスノーチェーン」雪対策

「スノーチェーン」と言っていますが実際には「紐」なので「ストッパー」とかになるんだと思いますが、まあとにかく『靴につける滑り止め』を紐から作る方法です。

【紐】箸と紐は万能ツールという結論に(銀ちゃんの焚き火大会より)
【紐】箸と紐は万能ツールという結論に(銀ちゃんの焚き火大会より)

【Take IT Easy】

ちなみに「簡易なすべり止め」という意味では「靴底にばんそうこうを貼る」だけでも効果があるそうです(警視庁)。

登山などでは頑丈さという意味で「テントロープ」が必要ですが、「普通のヒモ」を巻くだけでも効果があります、たぶんテーピング(黒だと目立たない?)なんかを巻くだけでも効果があります。

この場合も普通は「足の真ん中をぐるぐる巻くだけ」でも歩けますが、人間「ふとした時」にかかとから着地するものでこれがけっこう滑ってしまうので、かかと側にも巻くほうが良いでしょう。

簡易なすべり止めとして「足の真ん中にまくだけ」の製品もあり、効果はあります。
少し高くても良いなら「スタッドレス」のゴムソール(靴の上に履くような感じ)もあります。

【3・5・5】

ロープを手のひらに「3周」「5周」「5周」の長さでカットします(足りないとどうしようもないので少し長めにとりましょう)。

【手で長さを】まあだいたいで良いわけですから。
【手で長さを】まあだいたいで良いわけですから。

「3」1個と「5」1個で輪を作ります。

この輪をさらに「3」は二重の輪、「5」は三重の輪にします。

結んだりせず、二重にする場合は真ん中あたりで「一捻り」すると「8の字」になりますからそれをたたむだけです、三重は「ふたひねり」でひとつ。

【輪を作る】普通に結ぶ(フィラー結び)とそれが一番強い/長い方を「3重の輪」短い方を「2重の輪」にする。
【輪を作る】普通に結ぶ(フィラー結び)とそれが一番強い/長い方を「3重の輪」短い方を「2重の輪」にする。

最後に残った「5」は両端を普通に一回結びましょう。

これで「輪」ふたつ、両端を縛った紐1本の「セット」になりました。

【ニヤリ】セット完成
【ニヤリ】セット完成

【靴へセット】

靴へは「3重の輪」をつま先からツッコミ、「2重の輪」をカカトにセットします。

【引っ掛けるだけ】前と後ろからかける。
【引っ掛けるだけ】前と後ろからかける。

次に残った紐で、前後を固定します。

簡単にカカト側(左右)にロープを引っ掛け、足首の前へとロープをかけて、強めに引きます(一度結んでも良いでしょう)。

【引っ掛ける】左右を引っ掛けて、足首の前で一結び。
【引っ掛ける】左右を引っ掛けて、足首の前で一結び。

最後に、前の輪にもロープを引っ掛けて強く結びます。

【強く締める】引くのは強く、結び方はちょうちょ結びで大丈夫
【強く締める】引くのは強く、結び方はちょうちょ結びで大丈夫

完成ですね。

【シンプルでも効果アリ】シンプルな滑り止めですがかかともカバーされるので効果十分です。
【シンプルでも効果アリ】シンプルな滑り止めですがかかともカバーされるので効果十分です。

紐は今回「パラシュートコード」にしましたが「テントロープ」ならどのホームセンターでも手に入れることができます(関連するアイテムも紹介しておきます)。

【収納(束ね方)】

まあ、ポケットへでも入れておけばいいのですが、ちゃらっとまとめてカラビナでも付けておきましょう。

【まあ自由に】使ったら濡れているので外にぶら下げたければこんなので。
【まあ自由に】使ったら濡れているので外にぶら下げたければこんなので。

まあ、次は(あったら)禁断の『亀甲縛り滑り止め』とかを・・・。


人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!


【基本から!!】このサイトで提供する情報の「基本」は各ページにまとめられています、基礎から読みたい方はページ上部のメニューから、「超初心者登山」「20K自転車」「野外生活」「15min盤競技」の4ジャンルのページにまとめてあります。
このサイトのGoogle広告ユニットはサイトスポンサーであると共に、Googleの考えるおススメの情報を自動掲載してくれるという意味で、コンテンツを補助する情報提供システムと考えています。僕は規約上これらを開く事が出来ませんので面白い商品や記事があれば教えてください!!
ブックマーク パーマリンク.

【紐使い】登山靴への簡易な滑り止め「テントロープスノーチェーン」雪対策 への1件のフィードバック

  1. ピンバック:雑記「普通の野山なら最適のスノーチェーンvsスノースパイク購入」 - Campsite7