【登山報告】日本二の”北岳”から日本一の”富士山”を【1日目後半:肩ノ小屋→北岳山荘まで】

昨日は「広河原→肩ノ小屋」のルートを解説しました。

【見返り 肩ノ小屋】このときは晴れるかに見えたが・・・。

【見返り 肩ノ小屋】このときは晴れるかに見えたが・・・。

か、な、り、しんどいコースでしたが、ここからは「スイスイ」という感じです。

地図は前回のものを参照してください。

【北岳山頂へ】

【北岳山頂へ】ちょっと近すぎて見えませんが。

【北岳山頂へ】ちょっと近すぎて見えませんが。

雲の中の「要塞」のような仙丈ケ岳に見守られながら進みます。

【雲の要塞】堂々とした姿を見せる仙丈ケ岳

【雲の要塞】堂々とした姿を見せる仙丈ケ岳

一部『岩登り』もありながら危険な部分はありません。

【頂上への道】危険度は高くない。

【頂上への道】危険度は高くない。

雨も止みます「もう少し我慢したら・・・」と思わないではありませんが、山小屋で遊んでいると思いのほか時間が経ってしまっていて(逆にそうじゃなければ、山頂で雨だったかもしれませんが)。

【無念】山頂を通過した。

【無念】山頂を通過した。

名高い北岳山頂の景色を楽しみたかったですが、やはり雲が晴れず。
・・・まあ仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳が雲をたくわえた景色を楽しめたので良しとして下山です。

この段階では富士山方向が「雲の中」で微妙にしか見えません。
じりじりしながらも、今日は『北岳山荘泊まり』、ま「明日までに晴れたらいいさ」と道に集中して降りていきます。

【広大】広々とした斜面が広がる。 落石の危険性も高くなさそうだ。

【広大】広々とした斜面が広がる。 落石の危険性も高くなさそうだ。

山頂付近は緩やかなので、よほどの不運がなければ落石の心配も無いでしょう。

【北岳山荘へ】

こちらの尾根道も特に危険は無く、スイスイと進めます。

ただ、ここで再度雨、思わず天を仰ぎます。

【太い尾根】高度感はあるが、頼りがいがある尾根道

【太い尾根】高度感はあるが、頼りがいがある尾根道

北岳山荘へ入るといきなり「本日は1枚の布団で2名寝る形での受付です」という張り紙。

雨の影響もあって、建物内はゴッタがえしています。

【北岳山荘】黒川 紀章設計、ほとんどの場所から「富士山が見える」という潔い設計だ。写真は翌日のもの。

【北岳山荘】黒川 紀章設計、ほとんどの場所から「富士山が見える」という潔い設計だ。写真は翌日のもの。

山小屋は、大体「寝る場所」しかないので雨が降って人間が全員に中に入ると身動きが取れないケースが多いのです(食堂も小屋の定員マックスまで宿泊者が入ると大体「3回転」が相場になります)

立山や北アルプスの山小屋では談話室や食堂などで「くつろぐ」ことができますがこれはどちらかといえば「例外」です。

くつろぐには、テントが一番!!

ちなみに北岳山荘では「布団を借りる」か「借りない」かで寝る場所が違いますし、料金も少し違います。

繁忙期の土曜日に泊まる場合は念のため寝袋を持ち込めば、状況によって寝る場所が選べるので良いでしょう。

今回は土壇場で大規模な予約がキャンセルになったため、2枚の布団で3人に条件が緩和されたのでぐっすり眠ることができました。

[節約術?]

今回僕たちは自炊で素泊まりにしました(この報告はまた後日)、自炊にすれば料金もかなり(今回でいえば4000円近く)安くなります。

全部とはいわないまでもどこかの1~2食でも自炊にすればかなりの節約効果が期待できます(まあ、雨だと調理も大変ですけどね!!)。

【雨後の富士】

そういうわけで、雨が降りしきる中で何とか自炊を済ませ、1人に1/2の布団でダラダラしていると6時前から徐々に外が明るくなってきました。

雨も止み、人がざわつき始めます。

「見えてる、見えてる」というような声も聞こえます。

【間ノ岳】部屋から見える絶景

【『間ノ岳の間』の窓から】部屋から見える絶景

そう、最後に富士も姿をあらわし、この一日は幸福に終えることができました。

明日は、農鳥岳への往復です。

-続く-


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