そういうわけで、2014年早々(あと10日くらい?)の初詣に向けて、「下見」をかねて登ってきましたのでそのご報告です。
(愛宕山は京都市北部 清滝川沿い(嵐山からタクシーで1500円ほど)、先日の遭難事件のあった皆小山と京都市最高峰を競う山ですがこちらは「参道」で、アプローチも短いのでそれなりに安心なルートです)
今年は結構ちゃんと降っていますね、去年は無雪でちょっと残念だったんですが、今年は正月明けまできっちり積もった状態でしょう。
今回ルートは「大杉谷(参道には入らず、鳥居の右の坂を上っていく川沿いのルート)→頂上→参道(7合目まで)→保津峡」というルート(おおむね4時間30分のルート)です、ただ一般的には下りは『参道』を真っ直ぐ下りたほうが安全です。
大杉谷も雪の状況によっては危険かもしれませんので原則的には『初詣』は『参道』で上り下りをしましょう。時間も短く、片道2時間弱(往復で3時間30分ほど)にできます。
『大杉谷入り口』
入山口付近は例年積雪はありません(あるいは残雪程度です)。
この寒い中清滝川沿いにある「サバイバルゲームのフィールド」では熱い戦いが繰り広げられていたようです。
気温はやはり低いですが、歩いている間は「上半身:シャツ+フリース+ウィンドブレーカー(雨具)」「下半身:ヒートテック+ズボン」で十分でした、但し手袋はスキー用を、頂上はかなり冷えます。
はじめに載せた写真「冬の入り口(550m)」はこのあたりです(1時間30分ほどで到着)。
大杉谷は夏には辛い場所ですが、冬には幻想的な雰囲気を醸し出しますね。
大杉谷が最後の難関になります。
大杉谷通過までで2時間30分くらいでしょう。
『尾根道を進む』
大杉谷を上がりきると、『愛宕山の裏側』に出てしまうので少し『戻る』必要があります。
尾根にたどり着いたら左へと曲がりましょう。
ここからも少し長い道に感じますが、実際は20分ほどです。
樹氷が多く着いていると重みで木が「低いトンネル」状になっています。
『山頂-愛宕神社境内』
しばらく歩くと山頂です、おおむね3時間~3時間30分ほどで到着するはずです。
雪道を歩くのはみんな楽しそうです。
頂上では十分な防寒具がないと滞在するのは難しいです。冬に適した手袋(スキー用)、ダウンジャケットとウィンドブレーカー(雨具)は必ず持ってきましょう。
ちなみに愛宕山のお札は、有名な『火廼要慎(ひのようじん)』。
お土産に最適です、特に飲食店では重宝されています(大500円/小350円)。
『下山-参道』
下山をしていきます、雪は登りとほぼ同じく7合目ぐらいまであります。
『水尾の別れ』を越えたあたりから徐々に雪が減っていきます。
さて、このまま参道を降りれば、まあそれなりに気合の入った散歩道ということになるのですが、今回は『運動不足解消』と『時間をつぶし』のために保津峡への分岐へと入っていきました。
結構なペースで歩いて4時間ジャストくらいでした。
参道のルートでも十分楽しめると思いますし、何よりも安全ですよ。
『今回のルート:愛宕山(大杉谷→山頂→保津峡駅)』
中級者向き「体力・技術的には初心者でも可だが、積雪期のリスクをかんがみると中級者向け」
時間:4:30~5:30「但し、参道にエスケープできるので体力に合わせて調整できる」
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