そういうわけで、応用シリーズです。
今回はボーイスカウトでは「立ちかまど」「見張り台」作りで使われる、「はさみ縛り」と「筋交い縛り」をやります、今回は「はさみ縛り」から。
【スタートはねじり結び】
簡単便利な「ねじり結び」はこういう『立体作成』の「スタート」の基本です。
『スタート』がバチっと決まれば後は棒を『上下』にかわりばんこでロープを通して行きます。
そして端まで行ったら端の棒を『クルリ』と巻いて折り返します。
大体「三本」のロープをがかかればOKでしょう。
【ロープはキッチリと締める】
上の写真では「ロープと棒を編む」形を見せるために『緩く』してあります。
実際にはロープは『一巻きごとに』キッチリと詰めていきましょう。
木の棒だと摩擦がスゴくて後から締めるのは難しいからです……まあ、慣れない内は無理なので重いものを載せる(吊り下げる)のは『慣れてから』という事で…。
結びの最後は『巻結び』で締めます。
(ロープでバツ(×)を作ってその下にロープを通す感じです)
【強く立たせるために筋交い】
縛り終わったら真ん中の棒を回してきて(そのために一本だけ逆を向いていたのです)、三脚・三角形に立てます。
さて、こうして三脚の様に立つ『足』はできましたがこれだけだと実際には安定しません。
パッタリと倒れてしまいます。
三脚を「強い形」に固定するために、足と足を『横につなぐ』棒をつける必要があります。
この時に使う結びが次回にお伝えする『すじかい縛り』になります