【超初心者登山の低山ルート】『春は桜、秋は紅葉』”賑わう参道が魅力の”妙見山

そういうわけで妙見山へ、ちなみに妙見菩薩というと『北極星信仰』の象徴です。

ここ能勢妙見山では建物から朱印帳、塀の彫刻までに象徴する「八芒星」があしらわれています。

【北極星】一瞬十字架かと思いましたが、実は星。

【北極星】一瞬十字架かと思いましたが、実は星。

大阪からの距離は1時間ほど(日生中央の隣ぐらいの位置関係です)……にもかかわらず落ち着いた里山地域になっています。

 

京都同様古代からの信仰の山ですから遺物、特に「時間の賜物」でもある美しい観用の樹林は魅力です。

 

【コースの概要】

【よくできた絵地図】能勢電のコンテンツです。

【よくできた絵地図】能勢電のコンテンツです。

主なコース(参道)は5つ示されていますが今回は一番マイナーな「天台山ルート」を使い(登り3時間半)、旧参道の一つ「滝道」を下りました。

 

天台山ルートは尾根の3つのピークを連ねて歩くロングルートでスタートは「ときわ台」という住宅街の端から入山、滝道はほぼ最短で地上へと降りるルートで当日も恐らくは山頂に在住されている方が歩いて登ってくるのとすれ違いました。

印刷用地図はこちらから。

このルート超初心者登山的には『ちょっと長く歩きたいよね』というような事情が無ければあまりおススメできないルートですが今回はこのルートをご紹介します(しかし『道のわかりやすさ、整備の状況』から今回は全く歩かなかった「初谷渓谷(登り2時間半)」→「上杉尾根(下り1時間弱)」がおススメです)。

土曜日はバスの本数が少ないため、妙見口までの戻りは「歩いて」を想定する必要があります(僕達もログは切ってありますが「ケーブル前」から歩いて駅まで戻っています…バスは1時間に1本しかありません)。

【バスすくなし】「平日と土曜日が同じダイヤ」これにはやられました(30分以上の待ち時間になったので歩きました)。

【バスすくなし】「平日と土曜日が同じダイヤ」これにはやられました(30分以上の待ち時間になったので歩きました)。

 

【天台山コースは結構本格的】

天台山コースはスタートこそ住宅地からのルートですが『3つのピークを通るロングルート』そして『いくつかある途中でルートの分岐』しかも『一部峠の一般道に出てからの再度山道への復帰』などがミックスされている「低山登山で対応必要な状況が一通り揃っている」という意味でも『本格的なルート』と言えると思います。

【左上から時計回りに】登山道まで里山歩き

【左上から時計回りに】登山道まで里山歩き

上り始めは斜度が急な場面が多いため雨ではかなり苦しい登山になると想像されますのでその場合はこのルートは避けるべきです(雨天時は上杉尾根、大堂越のルートが良いでしょう)。

 

ほとんどの分岐には看板がありますので「キチンとルートを考える」事を、そして何箇所か「どっち?」と悩むところでは『リボン』や『踏み跡』、そして『地図』を確認(右か左か?ここでは上がるはずなのか?下るはずなのか?)しましょう。

能勢妙見山「天台山コース」平行する山道(実は最後は合流) #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA


どちらの道を見ても結構しっかりした踏み跡と、マーカーがあったので悩んだがここは地図で「上に行く道」しかなく分岐も無かったので右側の道を上がった。結果は正解(最終的に合流)。

 

尾根道を行くところはなかなか悠々と楽しいのですが、天台山の山頂から下り始めの一ヶ所は「登山道が消えてしまっている」場所があります(18番)のでここでは「広い林道」を下っていきましょう(僕達は意図を読み違えました「自動車が間違えるのを防いでいるのだろう」が、一応トラロープが張られていました)。

【天台山山頂から光明山】18番は×、砂利道を行こう。舗装道路に出てからも少しややこしい。

【天台山山頂から光明山】18番は×、砂利道を行こう。舗装道路に出てからも少しややこしい。

この後舗装道路に出て、再度山道に戻るところが少し悩むのでここはご注意を、車道はつまらない上に危ないですよ!!

(逆に、ぼちぼちと交通量がありましたので緊急時にはヘルプをもらう事ができるかもしれませんし、この道路は目的地の能勢妙見山につながっていますので状況によっては使っても構わないと思います)

 

ま、上のルートで山道に入っておけばあとは「光明山山頂に行くかどうか?」の分岐があるくらいであとは問題ありません(どちらのルートをとっても同じルートに出ます)。

このあとも一度車道に出て、また山道、また車道、また山道と繰り返していると(まあ車道でも着きますが)山頂には到達します(これらの「山道への誘導」にはかなり大きな看板が出ていますので見過ごす事は無いはずです)。

 

【滝道は「かなり崩れている」状況】

滝道は最短ルートですが「かなり崩れている」のがネックです。

斜度もかなりきつく、景色もあまり無いので正直な話あまりおススメできません、特に雨の日は危険です避けましょう。

【滝道は崩れが酷い】とはいえこれが最短ルートだが…バスが無ければさらにここから15分ほど歩く事に。

【滝道は崩れが酷い】とはいえこれが最短ルートだが…バスが無ければさらにここから15分ほど歩く事に。

道は迷うところはありません、途中の「白瀧神社」などは一見の価値ありですが、これを見るだけならしたから「ちょっと上がる」ほうが楽ですね。

 

渓谷を歩くだけであれば六甲山の岡本からのコースのほうが高度感はあるのでこちらをおすすめします。

(まあどちらにしろ雨天時は危険だと思いますが)

 

【山頂は面白い「能勢妙見山詣り」】

前回にもご紹介しましたが、山頂にはそれなりに見ものがあり、食堂も営業していますので「面白い」山です(ちなみに裏にあった大きな売店「富士屋」は今年の夏で営業を終了していました)。

能勢妙見山 山頂寺社 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA


売店もあり、面白い遺物・建物もあり(景色もこのそばにある展望台からは見えます)と僕達はそれなりに楽しめました。

奥山茶屋では出汁が独特でコクのあるうどん(そば)をいただけました!!

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町全体で「せっかく観光客も来るんだしこういう事をやってみよう!!」という良い意味での商売っ気があったのでいろいろと助かり、楽しめる登山になりました!!

 

 


人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!


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