「高性能」でおなじみの「カエンニューエース」についてちょっと実験をしてみたので、速報的にまとめます。
一般的な「固形燃料」とちがい、「カエン」は日本特有のセンスで作られた燃料です。
【ご存知の】こういうので使うやつです!!
特に大きいのは「綺麗な」燃え方をすることで、「スス」や「におい」がないこと、そして「大きな火力」を持っているという特徴があり、使いやすい(半)固形燃料です。
【Esbit Pocket Stove/ポケットストーブとの物理的関係】
エスビットポケットストーブの「代替燃料の最右翼」と目される事も多い、この「カエンニューエース」ですが、はっきりした欠点もあります。
それが「弱い」ということです。
いや、もちろん一概に「貧弱」というわけではないのですが、この燃料は表面が「ビニールのフィルム」で包まれています。
これが破れると、燃料(エタノール)が蒸発していくのでしょう、商品の袋にも「保存状況によっては燃料が分解していくことがあります」とあります。
年に一回くらいは入れ替えをしたほうが良いでしょうし、燃料自体も「サランラップ」などで保護してあげる必要があります。
【物理的関係 収納編「15gか20gか?」】
まあ、これは現物を見て判断してもらいましょう。
どちらも、数は3個しか入りません、そういう意味では10gとか7gとかのほうが「ピッチリ詰まって」「非常時にも良い」かもしれません→数が多ければ、いくつか悪くなっても、いくつかは残るでしょうし、細かく使う事もできます。
15g 「ジャストサイズ」
20g「やや膨らむが蓋は閉まる」
【カエンの火力】
20gであれば、悠々と500mlのお湯を沸かすこともできます、時間は15分ほどかかりますが緊急用と考えればそこまで大きな問題にはならないのではないかと思います。
アウトドアのクッカーであれば、1合の米を炊くのも「余裕」があるくらいです。
まあ、燃料がエタノールであることからもこれは「半固形燃料」、むしろ「使い捨てのアルコールストーブ」と考えるほうがいいのかもしれませんね。
【二番目】ロゴスのファイヤーライターも優秀だよね、炭の火起こしにも使えるし