そういうわけで、トレーニング編も続きますが、本編も進めたいと思います。
ついに当日、ジャンダルムへ向かう朝。
ハーネスを装着し(この段階ではザイルは無し)、ゆっくりと暗闇の中を進み始めます。
このあたりはまだ「丸山」と呼ばれているあたりで、まあアップダウンはありますが緩い登山が続きます。というか、ジャンダルムのコース全体から言えば西穂高までは、まさに『夜明け前』ウォーミングアップです。
超初心者向けにはこの独標までをおススメします、それでも十分な美しさを誇るすばらしい場所です。ケーブルの山上駅からで片道3時間、西穂山荘というすばらしい休憩所もあるので満足度の高いコースです。
では、独標から西穂高方向を見て『余裕』と思った皆さんは西穂高に進む事も出来ます。
まあ、ピラミッドピークまでは岩場が続きますが十分に注意すれば大したことはありません(・・・・・・が!! 昨年我々が独標で西穂高を断念したのはこのときピラミッドピークと独標間のルートで数メートル滑落した人がいたためです。幸い命に別状はありませんでしたが、血まみれでヘリにピックされました)。
さて、それでも『西穂に行く、あわよくばジャンダルムにも行っちゃう!!!』という人はさらに前進しましょう。
私たちはこのタイミングで、ハーネスを相互にザイルで接続して進み始めました。
ここで、今回の実測ルート地図を表示します。逆に言えばここまでは地図が無くても平気なレベルとも言えます。
独標まではまずまずの速度で進んでいます(詳細な部分部分の速度は、Yahoo!をクリックして『ルートラボ』で見てもらう必要があります)。
西穂高までもごつごつした岩場を進みます。
このあたりでも、『滑落→重症』というリスクがあります。
ちなみにこの4峰は上りません、脇の斜面を横ばいをするだけです。
このあたりの山道でも、既に『普通の山道』では比較する物が無いような岩場が続きます。
西穂高までは十分に集中すれば、ほぼ誰でも到達する事は出来ると思います。
ですが、『往復』となるとかなり難度になります。
『自分はもう初心者ではない』と言い切れるくらいでないとおススメできません。
ま、とにかくこれで『ウォーミングアップ』は終わりです。
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