そういうわけで、先週末は能勢妙見山に行ってきました。
(地図や細かい写真のポイントはYAMAPのログで!!)
妙見山「初谷渓谷(4)→上杉尾根(3)」は体力的にも楽な山(ルート)になります。
往復で3時間30分程度のルートです。
ご覧のようにどのルートでも「参道」というかこの里を歩いて山道にアクセスすることになります。
初谷渓谷が山に入るまでの距離が一番短いのでその点でもお気に入りです。
帰りに通る花折街道は悪くない道ですが、まあやはり舗装路が延々と続くのは気持ち的に萎える気がしますので「初谷渓谷→上杉尾根」がお気に入りなのです。
ちなみに上の地図でも示されていますが2017年の台風で「新滝道」は土砂崩れで通行止めです。
【初谷渓谷はゆるやかな沢歩き】
初谷渓谷は緩やかな川沿いを谷の奥へと進んでいくルートです。
登ってはいるのですが「しんどい!!」という斜度はなく最後まで進むことができますし、分かれ道も無いので沢沿いで「歩けるところ」を進んでいけば問題なくゴールまで辿り着くことができるでしょう。
渡渉ポイント(川を渡る場所)が多数ありますが、まあコケたりしなければせいぜい「足首まで」という深さなので慌てずに渡っていきましょう。
初心者でもゆっくり楽しめる程度の道なのでゆっくりと無理のない判断、道取りをしていきましょう。
谷が終わると舗装道路に出ます、お寺(山頂)は舗装路に出て「左」です。
舗装道路を10分ほど進んだあたりで今は車道が閉鎖されています、一般の参拝客のみなさんご注意を!!
【妙見山山頂「本瀧寺」】
お寺の中にはそば屋もあってゆっくり楽しめるでしょうし、社務所では登山のお守りもあります!!
三角点は鳥居を抜けて参道を登っていく途中に「右」へと折れる分かれ道に入るとたどり着きます(展望の良い「星の建物」は前方やや左にあるので油断すると気づかず通り越してしまいます)。
すこし時期には遅れてしまっていますが、まだ各所に美しい景色が残っていました。
「星の建物」の前は展望台になっています、瀬戸内海までが見渡せます。
【上杉尾根は入り口が難しい】
上杉尾根は歩きやすいルートですが、入り口はややこしいところ、有料駐車場の奥の奥(右奥)にあります。
まぁ、ここが注意点で後は問題ありません。
ルートは全体的になだらかですが、最後(つまり登りなら登り始め)が「キューッと」急斜面になっています。
この日は前日の雨もあって最後の斜面がドロドロだったのですこし苦しいところでしたが、そこを除けば「快適」そのもののルートでした。
部分的には台風で倒れた倒木がありますが、通行には問題ありません。
最後の「キューッと」降りる下りは葉っぱが多く足元が見づらいので注意しましょう。
工事用リフトが見えるともうそろそろ町です、街に出るとちょうど「花折街道」の端へとつながっています。
【花折街道で妙見口駅へ】
花折街道は昔は参道だったということで比較的「真っ直ぐ」に引かれているルートです。
旧い小学校など見どころも多いのでそんなに退屈することはありませんね。15分ほど歩きます。
まあこういう感じでゆるっとした登山になるのが妙見山です。
里山でスタートするのでなんとなくマイルドな空気で始まり、マイルドな空気で終わる感じがありますね。
イノシシや栗などが名物のようですが(京丹波はすぐそば)実際、初谷渓谷を歩いているとイノシシの水浴びの後もありました、上の「お食事かめたに」で扱っているのが今年のものかはわかりませんが「近くの山里」能勢郡豊能町はこういう空気のある場所です。
……良い秋の山歩になりました!!
人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!
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