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ジャンダルム攻略『当日完結編Z 宿(イエ)に帰るまでが遠足です』

そういうわけで前回でジャンダルムの頂点には到達してしまいました。

ジャンダルム頂上からの景色

ジャンダルム頂上付近からの景色

次は奥穂高岳、そして奥穂高山荘へと通過していきます。

これがジャンダルムの奥穂高側にある『直登ルート』です、ちなみに『誰かが勝手につけたロープ』なので落ちても誰も同情してくれません。

これがジャンダルムの奥穂高側にある『直登ルート』です、ちなみに『誰かが勝手につけたロープ』なので落ちても誰も同情してくれません。

さて、ひとまずジャンダルムのピーク(頂上)から降りて奥穂高へと回る道へと進みます。

前回示した「赤:登頂ルート」と「青:奥穂高への通過ルート」の図

前回示した「赤:登頂ルート」と「青:奥穂高への通過ルート」の図

天狗岳あたりから徐々に『離合』(すれ違い)通行が出てきますが。

 

このあたりは、奥穂高から『ジャンダルムだけアタック』の人が多いため特にすれ違いが多いので注意が必要です。

 

すれ違いをする場合は基本的に山側に立ってしっかり『確保(この場合岩などをつかむ事)』をして動きを完全に止めて対向者を通しましょう、動くと対向者を『突き落とす』可能性があります。

ジャンダルムの脇を奥穂側へと抜ける、危険

ジャンダルムの脇を奥穂側へと抜ける、危険

ここから『ロバの耳』さらには『馬の背』と呼ばれる有名な難所『ナイフエッジ歩き』があります。

今回は"ジャンダルム"から奥穂山荘まで2キロ程度の道のりです。

今回は”ジャンダルム”から奥穂山荘まで2キロ程度の道のりです。

ジャンダルムの脇を抜けてしばらく行くと、またやや平らになった場所にぶつかります。

ここで最後の2難関に向けて少し息を整えます(12:40)。

眼前のジャンダルム、意外と反ってます。

眼前のジャンダルム、意外と反ってます。

ロバの耳、ここも結構な岩場ですが、天狗岳よりははるかにマシです(ちゃんと歩けます)。

問題はその先にある『馬の背』です。

 

馬の背、この絵だけでは何がおかしいかわからないでしょう。↓へ

13:00 馬の背、これだけでは何がおかしいかわからないでしょう。↓へ

なぜここに「○」マークが・・・。

なぜここに「○」マークが・・・。

馬の背の『ナイフエッジ』は『ナイフエッジの横を張り付いて進む』とか『ナイフエッジを乗り越える』とかそういうものではなく『ナイフエッジの上を最初から最後まで進む』というナイフエッジだったのです。

 

私のこれを見たときの感想は『マルはあかんやろ、せめてサンカクやろ』というものでした。

最後の最後まで恐ろしいものを見せ付けてくれます、さすがジャンダルム!!

 

ほとんど這いずりながら(ナメクジがナイフの上を進む実験の気分でした)最後の難関も越えました。

まあ這いながらも、左右は晴れ渡り空を渡るような気持ちよさもあったのですが、やはり立ち上がる事は・・・・・・とりあえずはやめとこうとw

ナイフエッジからそのまま一直線で穂高の山頂(周辺の解説板のあるほう)へと進みます、ナイフエッジから一直線です。

ナイフエッジからそのまま一直線で穂高の山頂(周辺の解説板のあるほう)へと進みます、ナイフエッジから一直線です。

体力的には苦しさを感じる事はありませんでした、ゴールは目前です!!

ついに奥穂高山頂!!

ついに奥穂高山頂!!

歩いてきた道を振り返るメンバー

歩いてきた道を振り返るメンバー

13:15 奥穂高到着 振り返って望むジャンダルム

13:15 奥穂高到着 振り返って望むジャンダルム

しばらく、みんな呆としていました。

良い日、良い天気、良い一日でした。

山荘へ 槍ヶ岳が覗く

山荘へ 槍ヶ岳が覗く

最後、山荘寸前の下りは危険、ここで落ちたらワライモノです!!

最後、山荘寸前の下りは危険、ここで落ちたらワライモノです!!

 

乾杯直後

乾杯直後

叔父の手袋、一日でボロボロに。

叔父の手袋、一日でボロボロに。

次回は、「後日」奥穂高からの脱出編です!!


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