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主流派経済学者の意見についての考察(202410)

経済学者の判断が揺れるタイミングになりました。

そろそろ数字が良くなって来て(素晴らしい)……仲違いする余裕が出てきたからです😅

まあ、答えはわからないのですが、僕としては「浜田宏一氏はまた外すだろう」という予想を公開しておきます。

何故ならば、浜田氏は良くも悪くも「グローバルな経済な専門家」だからです。

……浜田氏は過去にも「金融緩和だけで失われた20年を脱する事ができると思っていた※」と発言しています(※意訳、東京新聞などでは頭の悪そうな誘導?をした記事が残っていますが、直接のインタビューでもそういう発言を僕は記憶しています)。

日本のように「固着したデフレマインド(これは、要は「人間より金」というキチ○イの発想)」はグローバルでは例のない話であり、当然「妥当な経済常識」で判断はできないのです。

他国なら居酒屋からスーパーまで「仕入れ高くなったー、値上げしよー」と当たり前に判断します(値段が上がるのが当たり前だからです、「値上げするなんて‼︎」とは誰も思いません)。

この「国によっての違い」は程度によっては珍しい話ではなく、日本とアメリカの「失業率の下限」は当たり前のように異なっています……しかし、日本の「異常に堅固なデフレマインド」はスタンダードな学者の想像を絶するようです。

……特殊な性質を持っている国では「非常識な結果」は生じえます。明治大学の飯田教授も「(アベノミクス初期の)金融資産の拡大状況でも、投資が増えなかった国……※」※超訳 と嘆息しています、「損しても投資しない」というのは異常なのです。

上念司氏などは「浜田さんと同じ意見」と金融引き締めを合理化する発言を繰り返していますが……まー、篠原氏の発言を擁護していた氏は「誤りがあれば認める」程度のポジションなので、こういうケースではあてになりません。

(テイラールールとGDPギャップ、どちらが強いかですが、僕は「日本では」金融政策は停止して、財政をふかして高めのインフレに誘導してしまうのが正解と思います、「常識はずれに強固なデフレマインドの効果」は多分グローバルにはプラクティスが無いです)

マインドの切替りには日本では「常識はずれの大きなチカラ」が必要なのです。

……ですが、高度成長期などを見れば日本人もちゃんと「インフレ」に対応していたのです。

現実が動き始めれば「物の値段は変わらないはずだ、それが正しいのだ」という思い込みはすぐになくなります。

(日本以外の先進国は基本的にインフレ基調、物価は右肩上がりです)

みんな「これ以上高くなる前に‼︎」と節約のために早く買うようになるのです。

……

……ま、「お金は紙切れ(みなさんも財布の中の札を見てください、一万円でも千円でも、紙キレ20円で印刷できます)」という事が国民に完全に理解できるまで、「ちょっとおバカな経済政策」強すぎるインフレ誘導を取るしかありません、日本は残念ながら「(グローバルに)普通の国」では無いのです。

日本は角栄の時代に20%弱のインフレに悩まされましたが、それも「その後の黄金時代」への助走になりました。

「カネより人間(=インフレ)」で悪い事は無いのです‼︎

………前提になる詳しいことは下の「経済学」のリンクからお願いします^_^;


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