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【8月山行予定】北岳・北八ヶ岳ルート【ルート選択の狙い・入山前の注意点】

7月は上高地(北アルプス)でしたが、8月は南アルプス、今月歩くコースの予定と狙いを書いていきます。

正確な報告はやはり「歩いてから」のほうが良いと思うので今回はあくまでも「計画のねらい」の説明です。

 

【北岳:なんとか富士山が見たい!!】

そういうわけで、北岳山行のコンセプトは「何とか富士山が見たい!!」です。
(北岳は日本第二の高山であり、かつ「富士山を美しく見れる山」としても有名)

【北岳】北沢峠から北岳頂上を越えて北岳山荘(一泊)、間ノ岳まで縦走して北岳山荘に戻って(二泊)最終日は下山

【北岳】北沢峠から北岳頂上を越えて北岳山荘(一泊)、間ノ岳まで縦走して北岳山荘に戻って(二泊)最終日は下山

宮園登山隊ではせいぜい週末に+1日つけて「3日」程度の予定が精一杯(出発は週末の夜中で、3日間フルに活動できるパターン)というのが限界です。

 

その上「1日は予備日」というパターンが多いので大体どこにいっても1泊2日の距離を歩くというのが多いのです。

 

今回の北岳はちょっと無理をしていますから、二日目はとりあえず間ノ岳だけ見に行って、再度同じ小屋(北岳山荘)に泊まるというコースにしてあります(縦走ですから天候が悪くなければ無理はないはずです)。

 

この「二日間とも北岳の上にいる」事で『なんとか富士山が見えてほしい』という企画な訳です。

 

下りは「登るには少し辛い尾根道」を下り、そちらのコースも見てくる、というようなパターンになっています。

【登りを楽チンルートで】まあ序盤は無理をしないほうが・・・、天候とルートの雨に対する強さにもよりますが・・・。

【登りを楽チンルートで】まあ序盤は無理をしないほうが・・・、天候とルートの雨に対する強さにもよりますが・・・。

このコースの大きな課題は「アプローチのバス(しかも乗り継ぎ)」です。
1時間~2時間に一本のバスを乗り継いでスタート地点の「広河原」に到達する必要がある(もちろん帰りもバスの時間に制約されます)ため、自由な予定を立てづらいということです。

始発のバス市営芦安駐車場 5:15or5:30発広河原 6:50発着の予定です。
シーズンオフ(平日)は「タクシー」も頼りにならず、さらにバスの本数も大幅減なのでご注意を!!

→レポートも出ましたのでどうぞ~。

 

【北八ヶ岳:観光登山】

八ヶ岳は昔からの伝統ある避暑地ですが、今回は「超初心者」と同行するということで、見所のあるところと「温泉」に注目した登山を計画しています。

【北八ヶ岳】一日目はオーレン小屋を通過、必要があれば荷物をデポ(置いて)、硫黄岳へピストン(往復)。二日目はオーレン小屋から縦走、黒百合ヒュッテから下る景色の良いコース。

【北八ヶ岳】一日目はオーレン小屋を通過、必要があれば荷物をデポ(置いて)、硫黄岳へピストン(往復)。二日目はオーレン小屋から縦走、黒百合ヒュッテから下る景色の良いコース。

一日目の宿泊地である「オーレン小屋」は夕食の桜鍋(馬肉)などで有名な小屋でお風呂もあり、二日目の渋温泉はタイムスリップしたんじゃないかと思うほどの秘湯です。

 

距離はありますが、縦走(山の連なりの上を歩いていくのでアップダウンが少ない)なので、景色もよく体力的にも可能だと考えています。

【初日】意外と問題なのは初日かもしれない、時間は短いが、硫黄岳の「そそり立つ姿」は威圧感がある。

【初日】意外と問題なのは初日かもしれない、時間は短いが、硫黄岳の「そそり立つ姿」は威圧感がある。

このルートはいつもとちがいスタート地点とゴールが大きく離れています。
宮園登山隊では基本「マイカーアプローチ」なので、こういうパターンは珍しいのですが今回は車が2台あるためこういう事も可能になっています。

 

ちなみにこういう「自動車をどうにかしたい」というパターンではゴールに車を置いて、タクシーなどでスタート地点に移動するか、有力な登山地であれば地元のタクシー会社が「回送代行サービス」をしている事もあります

 

さて、どちらも事前調査では危険も少ない好ルートということですが、その実態は如何に!?