登山届についていろいろ書いていますが、実際として「大型の計画登山」でもない限り『わざわざ出す人はマレ』であろうと思います(しかも、警察のチェックが間に合うかどうかも定かではありません)。
ですから、登山届について『新たな方向性』を考えてみました。
【家族を『その登山計画の本部』にする】
まず、登山計画を作ったら、それを「家族」にプレゼンしましょう。
細かい点は必要ありません(それは届けか計画を書いて、渡しておけばよいのです)。
大雑把なルートと、エスケープルート。
そして『中間連絡日(時間)』と『下山日(時間)』を説明して、連絡の約束を取り決めておきます。
地図に書き込みしたもので説明して、カレンダーの横などに貼り出ししておくのが良いでしょう。
(そして予定通り連絡が付かなかった場合の対応は決定しましょう、少なくともこの段階で警察に電話をして、相談と登山届(計画)を出してもらうというキメにしておくのが無難です)
一番簡単なのはメールでしょうが、場所によっては電話(山小屋の衛星電話)になるかもしれません。
「とにかくメールが届けば【無事・予定通り】」というようなキメにしておけば「電波が細い場所」でもちゃんと届くものです(予定遅延1日なら「-1」、早期下山なら「+1」なども決めておけば簡単な意思疎通もできます)。
気分を出したければコールサイン(ジュリエットアルファスリーゼブラタンゴエコー=JA3ZTE)などを決めて通話してもかまわないですが、バッテリーは十分持ちましょう。
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家族がこれにノッテくれるなら、家族にとっても『登山』が遊びになるということです。
【独身者はどうするのか?】
独身者くらいなら、実家にメールなり郵送で送って、電話で説明しましょう。
それくらいは許されるでしょ?
【人に言いたくないならクラウド化?】
とはいえ、天涯孤独の身という方や、「家族が登山に反対していて、連絡したくない」という人はどうするべきか?という問題は残ります。
これは、「オープンなサービス」を作ればよい気はします。
あまり複雑なことは必要ないと思いますが。
登山日と下山日(中間報告日)を書いて、下山後1日以内に「下山チェック」をつける『掲示板』のようなサービスを作ることで解決できるのではないでしょうか?
JROあたりがやってくれれば、どちらの制度の認知度も上がるし、一石二鳥ではないかと思います。
登山計画は山レコとかに上げることにすれば、いろいろ捗るなぁ・・・。
正直このサイトでもこういうサービスは一度考えたのですが、認知度も低いですし、何より一人では運営できないので無理かなぁというのが感想です(通報.comみたいに「警察が勝手に見てくれる」とかになれば個人でもできますが)。
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