そういうわけで、金剛山耐寒登山今年も行ってまいりました。
今年は直前の木曜日/金曜日に雨が降ったので水越峠付近には雪がありませんでした。
【ルートと解説】
今回は金剛山、水越峠からの「尾根ルート」ではなく「林道ルート」を歩きました。
林道を上り詰めて「太尾塞跡(千早城の出城跡とされています)」から尾根道を歩くルートです。
途中一箇所道を間違えそうな場所があります、木についているリボン・マークを良く見てルートを選びましょう。
崖などの危険箇所はありませんが、非常に寒いので防寒には気をつけましょう。
下りの本道はほぼ「レーン」があるようなしっかりした道ですが、凍った階段の連続だったので柔らかく歩いて行きましょう(やはり下りよりは上りに向いている気はします、上る場合はゆっくり上がってください)。
上り(林道、尾根道両方共)は2時間30分ほど、下り(本道)は1時間ほどの道のりでした。
【水越峠から林道ルート】
水越峠からのルートは大きく分けて2つあります。
一つ目はルートから左に橋を渡って左の尾根を一気に上るルート(尾根ルートとします)、
二つ目が林道をそのまま進んで右の尾根を上がっていくルート(林道ルートとします)です。
今回トラブルで「誰かが間違ってそのまま林道ルートを行ってしまったんじゃないか?」という疑惑がでて、僕は林道ルートを登ってチェックする事になりました。
林道ですから道はかなりぐるぐると回りますが迷う所は無いでしょう。
林道が終わると左の森の中(上っていく方向)に入っていくことになります。
この森の中の道の序盤が結構荒れているので落ち着いて道を探して歩いてください。
キチンとルートに沿って上っていくと、最終的には下山路(県境コース)との分岐点「太尾塞跡」があります、左(上り)方向へ進むのが正解です。
ここからは長い尾根道が続きます。
寒さが激しいのと例によって道が薄いので良く注意して歩きましょう。
上の写真のように尾根が狭い所は尾根沿いに歩けば間違いは無いのですが、広いところでは木のマークや踏み跡を見逃さないように歩きましょう。
初めに紹介したように僕も一箇所道を間違えかけています、「この段階でこんなに下る道に入るのはおかしい」と気付きましたが、踏み跡はかなり続いていました。
上の写真の上側が初めに紹介した「正しいルートと間違えたルート」と同じ写真ですが無加工だとご覧のように遠くからではリボンやマークが目立ちません、踏み跡が多かった(左にそれているのもありますよね?)のでそれを見て判断をしていると間違ったルートに入ってしまいました。
上の写真の下側が「正しいルート」のアップです、この距離でふと上を見ていたら間違えることは無かったでしょう。
このあたりは広い尾根道ですのであと何ヶ所か「ハッキリしないルート」がありました。
このあたりを考えると水越峠から初めて上るなら橋を渡る「尾根ルート」のほうがおすすめですね。
最後は人工林ではなく雑木林になりこのあたりからが「金剛山山頂」になります。
冬期だからか分岐点はあまり見えませんでしたが地図上は様々なルートが横に(尾根ルートに合流することもできます)走っています……一部分岐路は「とても進めないような雪の吹き溜まり」になっていたりしましたが。
一番ハッキリした道をまっすぐ進めば山頂に到着します。
売店からは山頂広場もライブカメラのある城址公園(展望台)もすぐそこ(右側)です。
【本道で下山】
黒とが谷が閉鎖されていたため伝統の「セトルート」は使えなかったので「本道」を下りることにしました。
本道は山頂広場からすぐに見える階段がそのスタートになります、本道はハッキリしたルートで迷う所は無いとおもいます。
ただ本道はほとんどが凍結した階段なのであまり下りには向いていない気がします。
美しい樹氷を楽しみにながらゆっくりと下山していくことができました。
最終的には「山の豆腐屋」の場所(セトルートと同じ場所)から無事に下山しました。
……帰りのバスは例によって悲惨な状況でした。
人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!
【基本から!!】このサイトで提供する情報の「基本」は各ページにまとめられています、基礎から読みたい方はページ上部のメニューから、「超初心者登山」、「20K自転車」、「野外生活」、「15min盤競技」の4ジャンルのページにまとめてあります。
このサイトのGoogle広告ユニットはサイトスポンサーであると共に、Googleの考えるおススメの情報を自動掲載してくれるという意味で、コンテンツを補助する情報提供システムと考えています。僕は規約上これらを開く事が出来ませんので面白い商品や記事があれば教えてください!!