クーラーボックス、僕は登山のザックに入れる事が多いのでどうしても「ソフトクーラーバッグ」がメインで、保冷を期待する期間が長い場合は「二重化」で対応をしています。
・・・が、先日のキャンプに友人が持ってきていた真空断熱パネルクーラーボックスが(体感的に)非常に高性能で驚きました。
「やっぱ、近所でバーベキューとかもするし、一個ぐらいは買っても良いかな~。」みたいなノリで真空断熱クーラーボックスを買ってみようと思い立ちました。
【6面か?5面か?3面か?】
真空断熱クーラーの選びどころは「何面か?」です。
「面?」と思うかもしれませんが、「四角のボックス」はさいころを見てもらえば一目瞭然なように「6面」で成り立っています。
真空断熱クーラーは「真空パネル」を何面分入れているかで大きく性能のグレーディングがされています。
シマノ(SHIMANO) クーラーボックス 30L フィクセル プレミアム 30シマノ(SHIMANO) クーラーボックス 30L フィクセル リミテッド 30
シマノ(SHIMANO) クーラーボックス 25L スペーザ ベイシスUC-02
シマノ の真空クーラーを抜粋。もう一つの価格決定要素である「容量」が違うものもあるが(ベーシスのみ25L、他は30L)、6面から1面までで「グレード」が明確に分けられているのがわかる。
真空断熱パネルは「熱を通さない」ため、この手のクーラーの場合「構造上パネルで覆えない部分(たとえば水抜きの穴の周りや、フタの接点・スキマ)」から熱が逃げる事になります。
まあ、今後はそういった「スキマを小さくする設計力」とかが問われるようになるんでしょうけど、今のところは「面」単位で性能が変わります(まあパッキンの良し悪しとかもポイントになりますが)。
…で、率直に言って1面は論外でしょう。
「地面の熱が伝わるので下面1面だけでも効果がある」のかもしれませんが、真空パネルの特性である「薄くても高断熱」という特徴が1面だとほとんど感じる事ができないからです。
これは好き嫌いの話かもしれませんが「それなら、普通のクーラーで高性能なものを買えば良いんじゃないか?」という気がします。
igloo(イグルー) クーラーボックス MARINE BREEZE ULTRAコールマン クーラーボックス パーティースタッカー/33QT(グリーン) 300
イグルーなど「ウレタン断熱材」でも十分な厚みがあれば大きな断熱力を発揮する。
【次回は製品を比較】
さて、ちょっと長くなったのでここで切りますが、次回はクーラーボックスの性能比較値としてシマノの提唱する「I-EC値」についての説明と「3面、ないし6面の真空断熱クーラー」で「車輪の有無」を含めて30リットルぐらいの製品を比較検討してみたいと思います。
ラインナップはシマノの製品とその「ライバル」と目されるダイワのクーラーボックスで作ってみます!!
シマノ(SHIMANO) クーラーボックス 35L スペーザ プレミアム キャスシマノ(SHIMANO) クーラーボックス 30L フィクセル プレミアム 30
ダイワ(Daiwa) クーラーボックス 釣り プロバイザー ZSS 2700 B
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