RPGはそうしてはじまった。
物語に「入って」遊ぶゲーム、RPG「ロールプレイングゲーム」は1970年ごろ、ボードゲームの大きな派閥「ウォーゲーム」から分離する形で始まった。
ウォーゲーム(戦争シミュレーションゲーム)はその始まりはチェスのような駒を、実際の庭に作った地形や街で戦わせるミニチュアゲームからだと考えてられています。
ブリキの兵隊はもちろん当時の子供の憧れだったのでしょうけど、同時に“大人の趣味の象徴”でもあったのです。
このゲームの熱心な信奉者として有名なのがあの「タイムマシーン」で有名な“H.G.WELLS”です。
あの創造的で科学的な作家がこのゲームに如何に心を奪われていたかは、彼がリトルウォーというタイトルで一冊の本(このゲームのウェルズ版のルールと解説、そしてプレイ風景の写真を含んだ本格的な)を書いた事実からもよくわかります(そしてこのSF=科学の未来を想像するムーブメントと、ゲームの組み合わせの相性の良さは少し覚えておいてください)。
シュミレーションする近代ゲーム
それがランド研究所などで行われていた「机上シミュレーション」つまり、ミニチュアゲームを超えたシミュレーションと結び着いたときにそれは起こりました。
それは単なる「抽象的な遊び」を超えたゲーム…それはSFのように「現実」の未来を予見するような発想や知恵を体現する…しかし、それでいて誰もが参加できるゲームという形へと昇華しました。
第二大戦、戦争シミュレーション、研究といきなり「ぶっ飛んだ」用語が並びましたが、この「ボード」と「ルール」で「リアルに」「普通なら体験出来ない事象の一部を体験できる(秘書やリムジンは無理ですが、将軍や英雄が下しえた権限はあなたのモノです)」という要素は実は現代のほとんどのゲームに引き継がれています。
「軍=戦力」から「個人=キャラクター」へ
そして、RPGはこのミニチュアゲームから派生したといわれています。
中世ヨーロッパの戦争を扱う”Little WAR”「チェーンメイル」の遊び方の「バリエーション」として提案されたのが「一人の騎士を操って、敵の城砦へ乗り込んでいく」ような「個人(チーム)」のゲームでした。
そして中世の戦争は少数の騎士が名乗りを上げて競い合う「個性」の問われるフィールドであったこともそれを自然に後押ししました。
<続く>
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