前回は「健康的なもの(例えばビタミン)」も「摂り過ぎれば害がある」というような事をご説明しました。
今回は「多様性のある」食生活をすることがリスクを下げる可能性が有ることをお話します。
【一種類の食材の過剰摂取】
例えば生野菜は基本的には量をとっても大丈夫なモノですし、各種ビタミンを取るには最良の方法と言えるかもしれません、しかし繰り返しになりますが「良いモノは何があっても良い」とは限りません。
僕も好きなのでつい「トマト」ばかり食べてしまいますが、これは二つの意味で危険です(できるだけ分散するようには努力しています)。
一つは「生物農薬」と呼ばれる「天然の化学物質」過剰摂取による害で、これが「人間を殺すか?」についてはもちろんノーですが、スギ花粉症などと同様に「同一の物質大量摂取」が「アレルギー」の原因になる可能性はあります。
小麦などは含まれる「タンパク質(グルテン)」が人体のタンパク質に類似しているために大量摂取をすると致命的なアレルギーにつながる可能性もあります(特に小麦は、パンはもちろん、カレーや中華料理のとろみ付け、増量剤などの形で様々な加工食品に含まれています)。
アトピーの改善に「糖質制限」が効いてしまうケースなども有るようですが、これも「糖が問題」「特定の物質が問題」はたまた「添加剤が問題」といろいろな可能性があります(この辺りについては僕はマトモな研究結果を知りませんが、「十分研究されていない」事が「問題がない」事を意味するとは限りません)。
生卵なども「小児アレルギーの定番」という印象があるかもしれませんが、実際には大人にもリスクがあります結局「人間から見て、あまりにも親しいタンパク質」の大量摂取はリスクがありそうです(加熱すればマシになるのはタンパク質が変質して、キチンと分解吸収するプロセスを踏むからのようです)。
二つ目は前回ふれたように「同じような作り方をしているもの」は「同じ種類の残留農薬」を大量摂取することになります。
『良いモノ』にも『悪い部分』はあり、それは無視出来ない(特に大量に摂ると)という事です。
【加工食品の過剰摂取】
「加工食品」を過剰摂取するのも一定のリスクがあります。
添加物が多く、危険性が証明されているものはもとより、現状リスクは証明されていない物質でも大量摂取は避けたいところです(残念ながら工業化社会の原則「量産効果」を得るため単一化は進む傾向があります)。
まあ、食品添加物も「メインの物質」は概ね問題ないのだろうと思いますが、昔の味の素のように「製造過程の副産物の残留物」が問題になったケースもあります、添加物の工場(工程)までよる事は難しいですが、リスク回避として「工業的添加物が無い(少ない)」食事も生活のサイクルに入れるようにしましょう。
惣菜類などは「体に良い部分も」ありますが、毎日は避けるべきでしょう。
結論を言えば「何を食べるにしても『1種類(ひとつのチャンネルを通したモノ)の大量摂取』」は避けるべきという事です、特に日々の過大なストレッチで免疫系が疲弊してしまっている方は特にご注意を(逆に何を食べても平気という強靭な免疫系の方はまあそこまで気にする必要も無いでしょうけど)…食生活でまで身体に「ストレス」をかけないようにするべきでしょう。
「栄養豊富」「健康食品」といった『良いモノ』にも悪い部分はあり、大量摂取で「毒」になる可能性もある事を知りましょう、大切なのはもろもろの「バランス」です。
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