うーむ、僕的には非常に扱いづらいのですが、あえて扱うことにします。
(campsiteの『野外活動』には「Powered by BoyScout」としているように、僕はスカウト活動は好きです)
『皆子山ボーイスカウト遭難事件』
滋賀と京都の県境にある『皆小山(みなごやま 標高:972m)』は”比較的簡単な”山とされているようです(但し、このあたり滋賀の山の特徴は「簡単」と言いながら部分部分は微妙に「難しい」道が切ってあるところにあります、おそらくは山が多すぎるため『遊歩道』的な道を作るほどの予算が行き渡らないのでしょう)。
皆子山は頂上までの登り4時間程で一般で言う「初心者向け」の山であることは間違いありません(ちなみに当サイトは「超初心者向け」なので、おススメしません)。
ボーイスカウトからすれば「イージーな登山」と位置づけられたのかもしれません。
登り口は『足尾谷の登山口』から林道を進み、谷あいから一気に山頂へと直登するルートが一般的で、下山のルートについては不明(下山中に道を間違ったとリーダーは認めているようです)。
→皆小山登山についてのすばらしい情報のまとめ(但しおそらく夏山)
『情報の問題』
さて「比較的簡単な山」と説明しましたが、本日のニュースを見ると地元のワンゲルなどの『難易度が高い』というような表現が続々とネットにアップされています。
大切なのは『難しい山に、こんな時期に行くなんてけしからん!!』と憤(いきどお)ることではありません『悪天候に当たらなければ大体の山はお花畑』という原則を思い出すことです。
私が昨日の段階で探せばたくさんあったように『事故以前』には『簡単』という情報が散見されたということのほうが『教訓』としては大切です。
ちなみに現在検索しても情報が出てこなくなっていますし(検索順位上の問題で)、どのサイトかはわざわざ言いませんが一部は消えています、「簡単だ」という情報が「誤報であった」というつもりでははありません、実際「簡単だったんでしょう」し、情報というのは「そういうもの」です。
【危険が指摘されるのは『事故が起こってから』】
です……あなたが来週行く山は本当に大丈夫ですか?
『悪天候』
当日は不幸なことに『結構な悪天候』でした。
気温の低下、これも問題なんですが、京都市北部~滋賀県北西部あたりは吹雪いていました。
これは非常に苦しい条件であろうと思います。
上でも書いたように、滋賀の山は大体『完璧な整備』はされていません。
『息吹山』がかなり近いですが、それくらいでしょう。
こういう山ではメジャーな山とは違い「微妙な」ポイントがいくつもあるものです。
メジャーな山では、通行人の数、道の整備状況(架橋などの良さや、路面状態の改善具合など)、事故後の再整備の早さ(どんな山でも冬や台風があれば道が崩れることはあります)、看板の数など『無数のサポート(補助)』が受けられます。
私が『超初心者登山』というコンセプトを掲げたときに『超メジャールート』ということにこだわった理由はここにあります。
(→次回は『スカウティング(ボーイスカウト)』の面からの教訓を見てみることにします)
/* Mini_Link */
google_ad_slot = “9281372596”;
google_ad_width = 200;
google_ad_height = 90;
人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!
【基本から!!】このサイトで提供する情報の「基本」は各ページにまとめられています、基礎から読みたい方はページ上部のメニューから、「超初心者登山」、「20K自転車」、「野外生活」、「15min盤競技」の4ジャンルのページにまとめてあります。
このサイトのGoogle広告ユニットはサイトスポンサーであると共に、Googleの考えるおススメの情報を自動掲載してくれるという意味で、コンテンツを補助する情報提供システムと考えています。僕は規約上これらを開く事が出来ませんので面白い商品や記事があれば教えてください!!