【軽量・透湿・防水・安価】ビバーグ用ツールとして「ソフトタイベック」を購入してみました

ビバーグに必要なツールで難しいのが「ツェルト」になるシートです。

ツェルトはそれなりに高価なので「絶対に必要だ」などと書いておいても超初心者が買うとはとても思えないので一種の「ポーズ」になってしまいます。

考え方は難しいのですが、セパレートの雨具に『+1』として「レスキューシート」あるいは「ポンチョ」を薦めています。

特にレスキューシートは100均でも購入できてしまうのでおすすめしている登山の持ち物リストにも普通に入れています。

今は100均でも売っているレスキュー(エマージェンシー)シート、開発はNASA

【ソフトタイベックは「防水・透湿」建築シート】

まあ、とはいえ自分が使う上でも「ほぼ使い捨て」の道具を持つよりは、多少再利用できるほうがいいなぁ～。

…という貧乏性を発揮していろいろ素材を調べていたんですが何年か前にブームになった「タイベック(タイペック)」がよさそうだという結論になりました(ちなみに僕も当時誰かに共同購入を持ち掛けられた記憶がありますが、何かバタバタしていて流れてしまったという…)。

【軽量・防水・透湿】ソフトタイペック、いつも寝ているセミダブルのソファーベッドをすっぽり覆えるサイズの1.5x2mで100g程度、OMMで840円(＋送料)

タイペックは本来「住宅建材」で家の壁の下地に貼る(タッカーなどで打付ける)ことで「防水性を出すための素材」になります。

「防水シート」ですが逆に家の中ででる湿度は放出するために「透湿性もある」「不織布」です。

【ランダムに積層された繊維】日に透かすと、まさに和紙のような模様が。

今回購入した「ソフトタイベック」は非常に軽量で「特殊加工した和紙」と言われたら信じそうな素材感でカットも容易そうで、建材ですからそれなりの強度もあります。

【小売りならOMM、シートで買うなら建材屋】

ソフトタイベックは「建材」ですから、『ロール』で流通しています。

運が良ければホームセンターなどでも切り売りしてくれるみたいですが、そういう幸運に恵まれなければやっぱり『通販』でしょう。

本家本元の「デュポン社製品」がやはり良く(無地なのでデザイン的にも)、切り売りで購入したければOMM（アウトドアマテリアルマーケット）で、ロールで買ってみんなで分けるというなら建材屋さんで購入すれば良いと思います。

ただOMM今回初めて注文したんですが「4mを2枚」というような切り方も「裁断はできません(とサイトにも明記されていますが)」断られてしまいました。有料のオプションでもナシとの事で、今回は「どうしてもと言うならば」という事で4mで2回注文する形になりました。

ま、送料(620円)が手数料という事でしょう。

【例によって「ハトメ加工」】

世の中には神業的な細工をしている人がたくさんいるので、この程度の工夫は笑われてしまうかもしれませんが、例によって「耐候テープ」と「ハトメ」を打ち込む処理をしてあります。

【耐候テープ＋ハトメ】3Mの耐候テープは強力。性質の違う生地を合わせる事で強度を高め、ハトメのせいでシートが破れる事を防いでいる / シートはアップで見ると写真下のような一定のパターンが入っている。

とはいえ、100均で買える保温シートにも必要な、誰にでもできて、実用性を上げる工夫です。

耐候テープ、ダクトテープの標準色はTesaから「銀色」/ハトメ、僕は片面ハトメでポンチは使わず、切残りも取らないほうが「強い」印象があって好きだけど…好みですね。

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