
そういうわけで、長らく活躍しているBURLEY(バーレーまたはバーリー)ですが、一時保存が悪くて日光で部分的に退色してしまっています。
今回はこれを「靴墨(油性)」を保護剤に使ってカラーも直してしまおうという実験です。

靴墨の油性系は「ツヤだし、撥水効果」、乳化剤系は「保湿」ですから、今回は油性系を使って繊維に「注油」するイメージですね。
革靴は……もともとオイルやワックスを入れて「防水効果」を出すので、まあナイロンという繊維でもワークするのではないかという取組です。

完成したのはこんな感じ。


新旧並べてみるとはっきりしてますね。
心配は「靴墨の成分でナイロンが痛まないか?」です、靴墨を速乾させるために揮発性溶剤がつかわれていますので(まあ、油性マジックのようなものですが)。
……数年のトライアルが必要と思いますが、何かあればまた結果お知らせします。
BURLEY結果良い素材を使っておられるようで、もう10年近い上に最近は子供二人を乗せて毎週ゴロゴロやっている……手押しのためのオプションを使ってチャイルドキャリア代わりに……全然ヘタッた印象は(ここ以外は)無いので、上手くいって欲しいなぁと思っています。
これで上手くいくようなら、無色の靴クリームを買って、青い部分も保護加工をしようと思っています‼︎