そういうわけで、ハーバードビジネスレビューで「木材を完全燃焼させる高効率かつ発電までできてしまうストーブ」のBIOLITE社のインドでの取り組みが記事になっています(English)。
(ちなみに日本ではmont-bell社がBIOLITEの正式な代理店になっています、さすがです)
結構淡々としてるけどそれがまさに「リアル」で色々と考えさせられる内容です。
【4段階の試行錯誤と失敗の果てに…】
「インドで充電もできて、部屋の空気も(比較的)汚さなくなる(注1)ハイテクなツールが提供されれば拍手喝采でとぶように売れるに違いない!!」なんて事をうっすら考えなくもない僕達ですが、これが達成されるには……長い試行錯誤があるのです。
注1#インドの主要なPM2.5発生減の一つが「煮炊き」などの木材や動物の排泄物から作った燃料を燃やした煙です、どうしても不完全燃焼をするカマドはインドの大気汚染の原因の一つになっています。BIOLITEは特殊な構造と送風ファンを備える事で薪を燃やしきるため「省エネ(薪の消費量!!…と電気)」と「空気環境の改善」に役立ちます。
BIOLITE社の共同創業者(同CEO)のジョナサン・セダー氏はこのレポートの始めに「自分が地元の電気店でクーラーを買って良かった」という話に絡めて以下のように語ります。
上記のプロセスが成立するためには、実は多くのことが可能でなくてはならない。
私は暑さという問題を抱えていたが、解決策が存在することを知っていた。選択肢についての情報にアクセスできた。選択肢を自分の目で確かめられる物理的な場所があった。助言と推薦を提供してくれる、熟練した店員がいた。そして、この電化製品をただちに手に入れるための資金調達手段があった。
細かい内容は本編をご覧ください。
……しかし、ありふれたものが(時には売り込みの激しさに辟易するにせよ)目の前に揃っているということのありがたさを僕達は知らないといけませんね。
ちなみに、インドで売られているのはこの「キャンプ用」とは違うモデルです。
さっきざっと見てみたら「ライト」関連のオプションがやたらと増えていました……この記事でも出てくる「グリーンライトプラネット」が着目したのと同じく、こういう「電力のない地域」の人たちが『夜にも生産や学習が可能な明かり』を強く求めているからでしょう。
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