• 初めての方はこちらへ】『暑い時期には低山はやめておけ』『高山は夏でも20°、春秋には吹雪くぞ』……常識を拾ってからチャレンジしよう「超初心者登山」「20000円からのスポーツサイクル」レベルで"初められる工夫"を楽しんでいます。
    ※PR:本サイトのユニクロ・G.U.以外の商品リンクは広告リンクです。このサイトの運営を賄う目的で設置しています※

「戦略の階層」の解説(奥山博士紹介のコリン・グレイモデル)

そういうわけで、過去にはyosio.netで説明していた「戦略の階層」の解説をこちらで再掲します。

戦略の階層モデルは、意思決定には様々な組織やパスが考えられますが「この階層は当然経由する」というモデルになります(大体、経営学や経済学のモデルでも示されるのは「そういう当たり前の見える化」です)。

奥山博士(奥山真司氏)のモデルでは7階層で「技術」が最下層に入っているのですが、ちょっとそれは「書きすぎ」ではないかと思い、奥山博士が「コリン・グレイにコースターの裏に書いてもらった(だっけ)」という「6階層モデル」とその図解を行います。

奥山モデルで「技術」を最下層に置くのは日本では「技術を偏重するから」という意味はあるのかもしれませんが、逆に「過小評価していることで問題も多い」気がするので元祖の6階層でご紹介します。

「技術」は例えば「核技術」であれば「核戦略」の前提になりますし、「生産技術」であればたしかにこれは「戦略・作戦・戦術」のレベルでしょう。

(もっともそれが「現場レベルの技術」であれ圧倒的であれば「絶対的な優位」として働く可能性もあります、全体戦略がなければ「他の側面から」突破されてしまうかもしれませんが、「他が互角」であれば「技術」が決定的なストロングポイントになる可能性はあります、階層の上下は必ずしも強弱や価値を意味しません、評価は常に相対的なのです)。

【役割を認識しフォーメーションを守る】

重要なのは「各階層がキチンと自分の仕事をする」事です。

「敗軍の将は兵を語らず」とは言いながら「現場が、管理職が」と話す経営者は少なくありません。

しかし「戦略・フォーメーション」をきっちり理解させて「期待する動き」をさせることはトップマネジメントの仕事です(ミドルマネジメントにも勿論異なる仕事があり、現場もそうです)。

組織を「小学校のサッカー」にしてはならないのです、そしてそれを実現するにはまず「トップマネジメント」の仕事が重要なのです。

【実装にはご注意を】

さて戦略の階層を示されたからと言ってその「実装」には注意が必要です。

「既存の組織を階層でスライスすれば良い」というものではありません、この階層モデルで示される「切り口」は重要ですが「そのまま実装できる」ものではありません。

ネットワークの代表的なプロトコル「TCP/IP」はOSIの7階層モデルに必ずしも合致した区分になっていません(区分を一部統合して4階層で実装されています)。

https://www.sbbit.jp/article/cont1/12099

組織の規模や実勢に沿った「最適解」を求める必要があるでしょう(数名のパーティーなら分ける必要はありませんし、数千人の企業なら、きちんとしたスタッフ組織を構成する必要があるでしょう)。

【まずは現状分析に】この階層モデルはまずは組織に多数のチームや会議体が存在する場合、階層ごとに分類して階層内(あるいは近い階層で)「シナジーを生む統合」などを発見するために有効です。


人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!


【基本から!!】このサイトで提供する情報の「基本」は各ページにまとめられています、基礎から読みたい方はページ上部のメニューから、「超初心者登山」「20K自転車」「野外生活」「15min盤競技」の4ジャンルのページにまとめてあります。
このサイトのGoogle広告ユニットはサイトスポンサーであると共に、Googleの考えるおススメの情報を自動掲載してくれるという意味で、コンテンツを補助する情報提供システムと考えています。僕は規約上これらを開く事が出来ませんので面白い商品や記事があれば教えてください!!
ブックマーク パーマリンク.

コメントは受け付けていません。