ゲームの世界では「ボーダーレス」がささやかれ続けて来ました。
ウォーシュミレーションとロールプレイングの結合など、カンタンなレベルのゲームでは実際に実現しています。
しかし、未来はもっと目の前に、しかももっと広大に広がっているかもしれません。
それは「現実全てがゲーム化する未来」です。
ゲームニクスというような言葉で表現される、「ゲームが現実を律する」世界の到来です。
考えてみれば、元々ゲームは【現実の映し身】でした。
テレビ画面や、アニメキャラクター、携帯電話が生まれる前に作られたゲームは「ぴこぴこ音」のするものでもなく、小説やマンガを題材に作られる物ではありませんでした。
題材は、他の古典的な創造物同様に『現実』なのです。
ゲームは現実の世界から重要な変数(パラメーター)を抜き出して、その『サイクルをもモデル化』したものです。
そして社会は、定められた『ルール(法律、規則)』の中で動いているという意味で『正しくボードゲーム的』です。
現実にもたとえば「仕事」は多くの場合ゲーム的です、『ルール』に従ってサイクルを動かしていくという要素が必ずあるのです。
そういう意味ではゲームは遥か昔から社会に組み込まれ、社会を動かして来たのです。
そういう中でトヨタがスポーツカー『86』をリリースしましたが、その戦略が非常に面白いのです。
多田氏:僕はよく、「我々がお見せしている86の世界は、まだ3分の1です。残り3分の2がもうすぐ来ますよ」と言っているんですね。例えばiPhoneって、本体だけ買っても別に面白くも何ともないでしょう。あれはアプリがあって、「App Store」があって、そのアプリと本体を結ぶインフラがあって初めて面白くなる訳です。86も、もうすぐ揃いますよと。まずはスマートフォンの本体である86が出た訳です。 –日系ビジネスオンライン そこまでやるか?やらないと「クルマ離れ」は止まらない!より引用
この取り組みが上手くいくかわかりませんが、しかし『ゲーム作り』は既に世の中の全ての要素に入り込んでいっています。
上の記事の中ではさらに有名なゲームソフト『グランツーリスモ6』と『86』が連携してセッティングのシュミレーターや、走行データの再生ツールとして使えるようになる!!という話が出てきます、実は『軌跡の保存再生』というのは登山でもパーソナルナビゲーターの普及を後押ししているのは、もちろん「便利な地図」としての側面もありますが、軌跡(歩行データ)のフィードバックが非常に『モチベーションを高める』という側面でも重要な部分を占めています、ですからこれは直感的な推測ですが、価格が適正ならこの試みは成功するでしょう。
参加する人が、必要なパラメーターを見逃さずに正しい決断が出来、ストレスなくプレイでき、楽しめるというインターフェイス(画面・・・たとえばビジネスであれば、メールや電話、スケジュール管理、アイデアメモ、todo、各種書類の作成提出など”サイクル”が何で構成されているか一覧できる画面、ポートフォリオ)が求められていて、現実の実現しつつあります。
大切なのはこういう「ゲーム的な配慮」が、特に大きな”サイクル”になっている”現実”にとって特に重要という理解を持つことです。
『参加者が、常に必要な情報を受け取れて、正しく判断できて、楽しめる』事は、『ファン!!』としてのゲームよりも、『現実を律するゲーム』に社会的には大きな意味があるからです。
【閑話休題】ではなぜこのサイトが「アナログゲーム」を推薦するのか?という話になってしまいますが、僕の考えでは全てのゲームは「アナログ」なのでそれで構わないというのが一つ、もう一つは現在のところ現実はまだゲームになっていないので、ゲーム的なモノの見方を『学び始める』には完結しているパッケージゲームをプレイしてみるのが早道だからです。
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