【大阪市長選】民主主義(投票)で社会が変わる…かも知れない。

大阪市でいま起こっていることはまさにそういうこと。
市民の支持をもとに何年もの準備期間をおいて「自治体が自発的に合併する」･･･かも知れないというのが今の状況です。

もしこの『偉業※1』が達成されるなら、友達に「なんかヘンな宗教でもはじめたんじゃないの?」と思われるぐらい安いもの、友人に勇気をもって「ちゃんと考えて、ちゃんと投票に行って」と当たり前のことを言いましょう(このタイミングで選挙を「あえてする」ことを「無駄」という政治家は終わっています)、大阪市在住じゃない人は大阪市在住の友達に声をかけましょう（RTなりシェアでも!!）→大阪市の借金だからといって『大阪市議』は払ってくれたりしませんよ「親方=日本国」が返す事になります。

国政が10年変えれないというのは、議論が盛り上がるのに2年と衆参両院が「削減支持」で入れ替わる最短(超楽観)期間

※1 『偉業』 TORGというアナログRPGの概念で、『人々に希望を与える偉大な行為』が行われるとそれが人々の心を変え･･･『可能性』が人々に希望を抱かせることで、『世界が変わっていく』という概念。

今回からの数回の選挙は『未来の大阪を選ぶ』選挙

官僚主義の社会では社会というのは『転覆するまで変わらない』というのが相場で、

転覆の仕方が『戦争に逃げる(=国が不満と混乱の国外排出を狙うとこう)』か？

『内乱に逃げる(=国内で不満と混乱が爆発するとこう)』か？

はたまた『宗教的な指導者が生まれて超法規的に国の体制を変えてしまうか？』ぐらいは違うにしても、大体は『ヒステリー→崩壊→再生』というパターンを踏まなければ「体制(レジューム)」は変えられないものです。

実際そうでしょう、『誰に投票しても一緒、なにも変わらない』とみんな思っていますよね？

(『失敗例』の民主党政権を見てください、政治と金の問題も、公共事業の量･比率も、政治体制(たとえば一票の格差是正)もまったく変わりませんでした、むしろ悪化しました。)

でも、今の大阪は違います、今回の選挙はともかく予告されている「もう一度市長選」、そして次の『府･市議会選』でもしも市民が望むなら『体制』を変えることが出来ます。

･･･で、今回の「連続選挙戦」+「マスコミをスルーして選挙民に直接訴える1日3回タウンミーティング」は二度使えるかどうかはともかく『斬新な新戦術』となるかもしれません（マスコミは次回の市長選までは無視をすることが出来るかもしれませんが、どんな状況であれ次の「市府議会選」を無視することは出来ないでしょう）。

今回議論さえ拒否したことは「自公共民」連合の発言の正統性に後々重い影を刺す事になるでしょう。目先の利益「今回の選挙の段階で無駄だなんだと世論を形成することに成功した」事が最終的な利益にならない可能性があります。

変わるといっても『府と市』が合併することはおそらく「ささやかな」変化と見えると思います。

しかし思い出してみてください『破綻自治体』がなぜ破綻するまで行ってしまうのか？

結局『破綻』するまでは単に今までのとおりのことを繰り返して給金をもらうだけで。

『合併』だとか『大幅な歳出削減(給料カット･定数削減)』だとか、逆に『利益を見込める政策を計画的に実施し続ける』というような「勤勉」なことを「ビジネス(商い)」でもないのに出来ないからです。

まあ会社だって今は『平均寿命5年』ですから、そもそも「勤勉に見つめ続ける」「手を打ち続ける」という事が難しい事なのかもしれません。

今の大阪はまだ『破綻』の瀬戸際にはありません。

大阪市の実施する御堂筋のイルミネーションは『経済活性策』のひとつだ。この御堂筋北部と中の島は公園再整備とイルミネーションで『人間の動きを活性化する大きなパス』になっている。橋下氏は「(教育や観光振興など)必要な投資は続ける」と述べている。

しかし、大阪は先を理性的に見て『合併』･･･できる状況にまでなりました(大阪府民･市民が我慢強く何年も『支持』した結果です)、後は市民がどう考えて、どう『投票する』か？それだけです。

橋下氏と維新の会を支持すれば、官僚と政治家の占有物のようだった『政治体制』を変えることもできます(もちろん本来主権者は「市民」ですから本来当然の事なんですが)。

私の考えでは『今回は変えよう』ということです、「独裁者橋下」を心配する人もいるようですが、大阪府には軍がありませんし、維新の会は独自の戦闘部隊などを持っていません。

･･････もちろん私たちが橋下氏を「宗教指導者」に祭り上げてしまえばわかりません、人間は期待された役に感化されるものです。

ですがそれは、私たちが『ちゃんと考えて、ちゃんと選ぶ』限りにおいて杞憂と言い切れます。

さあ、「考えて、選び」ましょう。

※期日前投票について※

「投票にはハガキも必要ありません、住民票のある区役所で名を名乗り、住所と生年月日を言えば受付してくれます。」

期日前投票所一覧