そういうわけで先日の続きです。
今日は前回の続きで10ページ以降を読んでいきます。
【要配慮者への心配り】
10ページでは「要配慮者への心配り」というページタイトルになっていますが、ページの半分は「要配慮者の心構え」となっていて『要配慮者にも備えが必要(計画や事前の合意を含めて)』という部分を強調された作りになっています。
大声で助けを呼べない老人などの場合は「助けを求めましょう」というのにも備え(アラームなど)が必要でしょう、ちなみに一般人でも声というのは意外と続かないものなので防災にはキーホルダー型ホイッスルなどを用意するほうが無難です。僕もホイッスル付きの防災ツールをもっています。
またこのページの「被災者の語る、あったほうが良いと思うモノ」ではコップから飲めない老人や子供向けに「ストロー」があげられています、食器は今なら100均で買い集めることもできるでしょう。
【ペット動物の災害対策】
注目のペット対策ですが、結構ガッチリしたページで特に「動物のための備蓄品」はリアルなリストです。
首輪とリードは特に大切です、「洗濯ネット」が優先順位3になっていますが緊急時には猫を入れておく事ができるのはネットぐらいですので猫飼なら優先順位は高いのではないでしょうか?
あと、ガムテープは火おこしから補修まで何にでも使えるので「ペット用」だけではなく一般の防災品としてアイテムに入れておいたほうが良いのではないでしょうか?
このページの「被災者の語るあったほうが良いと思うモノ」はペットの餌や水、食器などは自分で用意しておく。という事でした。
【災害の後始末と生活再建】
『「被災証明書」を申請する』と『「被災度区分判定」を受ける』という2つが重要なようです。
「被災証明書」発行は市区町村が行います(この段階で応急危険度判定が行われます、これは市区町村が依頼をして実施することになっています)。
この証明を受けることで様々な被災者支援制度を受けることができる基本の証明書になります。
と、同時に保険の受取などに必要な証明書ですが、これだけで保険を受け取れるわけではありません。
片付けなどを始める前に必ず写真を取り「被災状況」を保存しましょう。
被災度区分判定は民間の業者が行います。
一応一定の資格がいるようでこちらのリストに載っている建築士(事務所)に実施を依頼する事になります。
この判定で家の取り壊しが必要か?それとも補修で済むかが決まるようです。
以下には主な公的生活再建支援の表を引用します。
【日頃の備え1自宅家屋の耐震強度…】
このページでは自宅の耐震強度を強くしよう!!と言うようなことが書いてあります。
大阪市は 都市整備局に「耐震・密集市街地整備受付窓口(TEL 06-6882-7053 )」という窓口で相談(一部補助もあり)を受け付けているようです。
あとは「1971年以前(2018年現在築47年以上の建物)」は危ない!!という事が書かれていますね。
クワバラクワバラ。
「被災者の語る、あったほうが良いと思うモノ」では「耐震ジェル・ストッパーは有効」とのコメントでした。
【日頃の備え2〜3備蓄品】
備蓄品はリストと「あったほうが良いもの」の2ページに分かれていました。
備蓄品は「期限前には使って入れ替えるようにしましょう」というアドバイスもありました。
「油性マジック(太)」などは確かに重要なアドバイスかもしれません。
普通登山用ザックには入れないのでこれは追加しておかないと……。
次のページはまとめて「あってよかったものと理由」のページです。
サランラップの使い方は……確かに緊急事態が終われば使い切る事はないでしょうから器を洗う水を節約できるのでそれは良いのかもしれません。
電気を使わない灯油ストーブはまさに、僕も対流式(上で調理ができるもの)を一台用意しています。
この先のページは大阪市の避難場所リストや地図なので割愛します。
大阪市の市民防災マニュアルの引用が多かったのでもしかすると大阪市限定なのかもしれませんが、このくらいの冊子(サイズもB5ノートサイズ)のほうが一般には読みやすいと思うので良いと思います。
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