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超初心者登山のルート「敗退八ヶ岳(稲子湯→本沢温泉→白砂新道→下山)」1日目【稲子湯→本沢温泉】

そういうわけで今年の後半は大荒れでしたね。

「台風か熱帯低気圧の無い週末は無い(北海道作戦)」という感じで中盤の槍ヶ岳の良さとは明確にコントラストが分かれました。

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【硫黄岳】二年前の八ヶ岳、今回も麓までは辿り着いたが…。

 

【アプローチ】

八ヶ岳といえば「風立ちぬ」で堀越二郎の奥さんが静養していた病院のある場所という印象があります、風光明媚で穏やかな気候!!

今回も雨でしたが、麓のルートを歩くうちは風もなく静かな道のりになりました。

【稲子湯から】登山口までのルート、登山口に自動車を止めることもできるので歩かなくてもOK

【稲子湯から】登山口までのルート、登山口に自動車を止めることもできるので歩かなくてもOK

東京方面からは車で意外と近い場所です、今回のスタート地点「稲子湯」へのバスはJR小海駅から。

小海駅は「軽井沢からほど近い」という訳でやはり東京からはアプローチが良いのです(上高地への直通バスなんかも東京からのほうが本数も多い、やはり人口の違いは大きいですね)。

 

最終的には山道を走ることになりますが稲子湯まではきっちりと道もあるので、関西からでも自動車でのアプローチが早くて効率的ということになりそうです。

 

【ルート概要「稲子湯→本沢温泉」】

今回取り扱う「稲子湯→本沢温泉」はニュアンスとしても「ハイキング」がふさわしいルートです。

【しらびそ小屋】中間地点のしらびそ小屋は登山の休憩にもキャンプ地としても良い場所。

【しらびそ小屋】中間地点のしらびそ小屋は登山の休憩にもキャンプ地としても良い場所。

全行程の高低差もマイルドで、まあ「楽々」ってことは無いと思いますがゆっくり森歩きを楽しめるという点でも貴重なルートです。

 

【稲子湯からしらびそ小屋】

【雨の稲子湯】ちなみに稲子湯自体も良い施設で、食事も良いので単に旅行で稲子湯に来るだけでも楽しめると思います。

【雨の稲子湯から】ちなみに稲子湯自体も良い施設で、食事も良いので単に旅行で稲子湯に来るだけでも楽しめると思います。

稲子湯の駐車場からトレッキングルートが出ています(溝の向こうにルートが見えます)。

普通の人ならこのあたりをウロウロするだけでも十分だと思いますが、天気が良ければ「登山道までは自動車→しらびそ小屋まで往復」くらいなら「ハイキング」として楽しめると思います。

【軽登山】とはいえ、ちゃんと装備は持っていってください。

【しらびそ小屋までならハイキング】とはいえ、ちゃんと雨具と水、地図くらいは持っていきましょう。

この段階で標高も1500mありますので真夏でも涼しく快適です。

途中は林道を繋いだ感じで歩くので道を間違えると「林道ルートにのってしまい、気づくと車道に出ていた」という事がありえますので地図を持って丁寧にあるきましょう。

 

まあ、間違えても危ない所はありませんが(無理やり谷を降りていくとかしなければ)、林道で迷子になると距離が長い(車が走れるようにかなりぐねぐねと迂回してルートが切ってあります)ので結構大変です。

【しらびそ小屋へ】最後のトロッコ道、トロッコの軌道の残骸がところどころに残る。

【しらびそ小屋へ】最後のトロッコ道、トロッコの軌道の残骸がところどころに残る。

このトロッコ道まで来ると「上から来ても、下から見てももうすぐしらびそ小屋」という地点です。

【みどり池】彼方に見えるのはミュウ岳?天狗岳?

【みどり池】彼方に見えるのはミュウ岳?天狗岳?

 

【しらびそ小屋】

しらびそ小屋 リスの住む小さな山小屋 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

しらびそ小屋はなかなか雰囲気のある小屋です。

老女主人が取り仕切る暗く雰囲気のある旧館にはリスと様々な野鳥が訪れます。

 

コーヒーはその場で挽いてドリップしてくれます。
2日ともコーヒーを待っている間にリスが挨拶(食事)に出てきてくれました。

 

この日は雨が続いているのでどうしても「重い足取り」でしたがそうした中でも楽しめる深く緑の満ちた空間が続くのが八ヶ岳です。

しらびそ小屋(みどり池) #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

 

【しらびそ小屋から本沢温泉】

【森のルート】山というより森ですね。

【森のルート】山というより森ですね。

しらびそ小屋から本沢温泉の方がルートとしては「荒れ感」はあります。

【せせらぎが道まで】まあこんなトコロもありますが、「急流!!」ってトコロはありません。

【せせらぎが道まで】まあこんなトコロもありますが、「急流!!」ってトコロはありません。

ただ距離としては半分を超えてしまっていて登りも殆どないので「登る!!」感は少ないですが、増水していると歩きづらい場所も二三ヶ所あります。

 

……そうですね、コケるとイタいと思いますのでそこだけ気をつけましょう。傾いた木道は結構滑ります。

【森の道を進む】癒される感はありますが、やっぱり雨は(笑)

【森の道を進む】癒される感はありますが、やっぱり雨は(笑)

とにかく高度は変わりませんので淡々とした感じで(深い森が雑音を吸い込むのでしょう、静かな道のりです)進んで行きましょう。

【死と再生】苔の下で倒れた木々は土に還ります。

【死と再生】苔の下で倒れた木々は土に還ります。

 

山の中腹を横切る道が続きますが最後に少し降りると、林道にたどり着きます。

【少し降りる】もうゴール寸前です。

【少し降りる】もうゴール寸前です。

本沢温泉まで最短でアクセスできる林道です(通行は四駆のみと地図にあります)。

【一ノ沢林道】右には本来なら硫黄岳が見えても良いのですが…。

【一ノ沢林道】左には本来なら硫黄岳が見えても良いのですが…。

林道を「登り方向(右)」に進むと、途中で二箇所ほど沢を渡る所がありますが10分ほどで本沢温泉に到達します。

【本沢温泉に】キャンプ地がまず出てきてその3分後くらいには到着するはずです。

【本沢温泉に】キャンプ地がまず出てきてその3分後くらいには到着するはずです。

……と、雨でもなかなか良い写真でしたが晴れていれば惚れるほど良いルートです!!なんで言い訳してるのかわかりませんが!!

 

次はまた明日!!

 

 


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