「散る」と言いながら実際には無事回収できましたので御安心(?)ください。
しかも実際に壊れたのは波照間で実験離陸をしたときにギアにかんでいた「波照間の砂」を見逃していたせいです。
【Parrot AR.Drone2.0離陸】
とはいえ「官邸アタック」以降ドローンへの風当たりは厳しいものがあります(旅行の一週間前にああいう事件を起こすのはやめていただきたい)。
そこで「暗がりだとか、路地裏とかでテイクオフを試みるのはやめよう」と力強い方針を固めました。
高級ホテルであればむしろ「愚かな金持ちの遊び」ぐらいにとられるのではないでしょうか?
【AR.Drone撃墜される!!】
…まあ、ここまでは良かったわけです。
広々としたビーチの人のいないところからテイクオフをしても十分な距離があるからでしょうか、特に警察も呼ばれず操作の習熟にいそしむことができました。
設定で「ジョイスティックモード」にするのが僕には一番向いていそうだということと、今回発見した「最高高度設定(デフォルトは3m)」を変更したことで「大空を飛び回る」楽しさもわかってきました。
しかし操作の上で大きな問題が二つありました。
一つは「風」です、海風は幸いな事に陸に向かって吹いていますが、これにはかなり流されます。
最終的な墜落の大きな原因はこの風でした。
そしてもう一つは「Wifiの不安定さ」です。
Wifiは100mくらいの通信しかできませんし、やはり距離があると不安定になるのです。
墜落の経緯はこうです。
「海風に流されてカラスのナワバリに入り襲撃を受ける」
「あわてて距離をとろうとするが風で流されたせいもあり(iPhoneですから握り締めたのが原因かもしれません)Wifi通信が途絶してコントロール不能」
「駆け寄ってコントロールを取り戻すが風が強く距離がとれず、高度を10メートル程度まで下げたところで【Emagency】ボタンで緊急着陸を命令するが風に流されていた事もあって『藪の中へ』突っ込む」
そうなのです、緊急着陸は「緊急着陸マーカー」などで場所を明確に伝えない限り「ドローンがこの辺りだ!」と思うところに降りるだけなのです。
たとえ焦っても、状況が悪くても「きちんとコントロールして高度を下げてから着陸ボタンを押す」のが鉄則だということを体感しました(マニュアルにもそう書いてあるんだけどね)。
【AIRFORCE-RESCUE】
ベトナム戦争並みのパイロットならぬ「ドローン救出作戦」が開始されました。
…これが手強い!!
「いざ落ちてもブッシュだし大丈夫だろう~」なんて能天気に考えていたのですがこのブッシュ「ソテツのような」尖っている上にハードな葉っぱで構成されています。
ヤリブスマのように人間の侵入をさえぎります。
幸いな事にドローンとの通信は回復して「マシンテスト(プロペラが回る音が聞こえます)」をかけた音からするとそんなに奥には行っていなさそうです。
何とかブッシュの切れ目をぐるりと回りこんでブッシュの内側に入り、持っていたタープ用のポールを箸のように使って機器の救出に成功しました。
みなさんは「ブッシュに落ちても良いや」と思う前にブッシュの性質を確認して、入り込むのが難しそうなら高度を上げないようにしてくださいね!!
人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!
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