山と渓谷社「山でつながる携帯電話」の記事がまとまっていてすばらしい。
僕も何度も繰り返しているように携帯電話は「リーダーシップ」を除くと、山の中で最も重要な「緊急対応ツール」であり、その活用は「緊急対応技術」なのです。
記事内でも触れられていますが、もはや山における救急要請の65%は携帯電話からで、保険会社のセミナーなどでも『山では携帯電話の操作に習熟することが大切(彼らはこういった事故の統計を持っていますし、事故が軽くすめば保険料支払いが小さく済むのでトクをする・・・・・・必死です)』と述べられるほどです。
ちなみに紹介する記事の結論を言えば「山ではdocomo」という事です。
これはdocomoが「昔から」「Nationalキャリア」として携帯事業をやっている事に理由があります。
総務省から「山間部などの遠隔地(つまり架線するのが難しい地域)へつながる事」を要求されていた(そしてそれに応えざるをえなかった時代)からです。
『人口カバー率』や『主要駅での高速通信』などは、当たり前ですが『都市部に集中的に投資すれば達成』できます、これは『効率的な投資』と言えますが、山に行く人間としてはこれは困った問題になります。
カメラ機能を使いながら、電池を節約する「航空モード」の解説などがあるページ。
~~上記記事から雑記のみ引用~~
雑記「山と携帯電話回線の電波」
山では携帯電話の電波は主に1)頂上付近、2)尾根(特に木で覆われていない)で通じます、逆に低い場所では周りの山や木が電波をさえぎっていることが多いことを覚えておいてください。
「下で通じなかったからここまで奥に来たらダメだろう・・・・・・」ということはありません、少し開けた場所なら山の麓より電波がよい事は良くあります。
ごくまれに、ですが山肌が電波を反射させて(?)、谷でも「ある場所では」良く電波が入ることもあります。
画像はそれなりにデータ量が大きいので、電波のできるだけ良いところから送信するのが大切です。
また『アンテナが3本立っていても、通信が不安定でうまくデータが送れない』場所もあれば、逆に『ギリギリ圏外じゃ無いだけなのに、データ通信は結構普通にできる』ような場所もあります、いろいろと試してみるのが大切です。
スマートフォンを3回フル充電できるバッテリー(しかも3000円ぐらい)のご紹介。
~~以上引用終わり~~
本文は上のリンクから直接ページに飛んでもらっても結構ですが、一応こちらでも読めるようにしておきます。
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