そういうわけで、上高地に通って10年ほどの経験に基づいて『河童橋』周辺にある『誰でも歩ける』遊歩道ルートを厳選して3…というのはちょっとおこがましいので「2.5ルート」をご紹介させていただきます。
すべてのルートは美しい梓川沿いに展開されるため、涼しくほぼフラットですので、「普通に歩ける」人であればまず問題なく歩ききれるはずです!!
【嘉門次小屋ルート:6.8km】
伝説の案内人「上條嘉門次」の末裔が元気に営業されている山小屋を目指すルートです!! 所要時間は片道50分ほど、往復で1時間3~40分!!
嘉門次小屋は今も宿泊可能(素泊まり6000円/二食付き8000円)!!
……ですが今となっては岩魚とソバを食べられる「レストラン」としてのほうが有力ではないでしょうか?
場所は「山のひだや」からもう少し山の方に入ったところ(鳥居のある明神池方向)にあります。
行きは梓川沿いの道を歩きます、心地よい砂地の道が続く道です。
スタート地点にある小梨平キャンプ場を寄り道するとさらに素晴らしい景色が楽しめます。
帰りは北側の「木道」を戻りましょう、下界では見ることのできない景色が連なります。
【帝国ホテルルート:3.5km】
有名な「上高地の帝国ホテル」を表敬訪問するルートです、これは単体で歩く事はないと思います(嘉門次ルートか次の大正池ルートと組み合わせてください)。 所要時間は1時間弱!!
美しい川沿いを歩いて焼岳方向に向かい、ウェリントン卿の碑の横を通過して(嘉門次の案内で上高地を探索し「日本アルプス」として世界に報告した)橋を渡り、森の中を超えると程なく帝国ホテルに着きます。
このルートだと「ホテル裏手側」についてしまいますのでホテルに到達してもすぐには曲がらず道をまっすぐ抜けて「表側」に回ってください。
お土産屋さんと喫茶店くらいしか見るものはありませんが、有名なホテルの重厚な作りに驚くでしょう(石積みでまさに「貴族の城」のような重厚さがあります)。
帰りは道沿いの木道を抜けて曲がり角で梓川のほうへと戻って、河童橋まで戻りましょう。
【大正池コース:6.8km】
大正に焼岳噴火で生まれた「大正池」は誰もが一目は見るものの、じっくり見ることのできない(バスだと通過する場所ですから)ポイント。 所要時間は片道50分、往復1時間3~40分!!
行きは梓川北岸を回って、ウェリントン卿の碑の前を通って橋を渡る……ところまでは同じですが、二つ目の橋を渡ったところから「大正池方面」の小道へと入っていくと大正池方面へ!!
梓川が細かなせせらぎに分かれている横を歩けるので運がよければ岩魚などを観察する事もできます。
大正池は水も綺麗で焼岳もひと際大きく見えるポイントでゴール!!
……にしてありますが、天気がよければそこから一度バス通り側に出て「木道」を伝って大正池の反対側まで進めば(小さな公園があります)、大正池に移りこむ『穂高連山』の写真も取れます。
(上高地までの移動がタクシーならこの公園に一時的に停めてもらう事もできます)
帰りに帝国ホテルに立ち寄ってもよろしいかと思います(橋まで戻ったら森の中へと道を曲がればOK)!!
人生の楽しみをあなたのすぐそばのフィールドで!!
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