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食生活の「過剰」を軽減する日常のコツ

昨日の記事に書いたように、『自然のものを食べれば安心』という正確ではなく『自然に食べる』のが大切です。

 

人類の発祥の当時を考えてみれば、人類は放浪生活をし、現在のように「大量の小麦が供給されるような場所」には生きていないことが当たり前ながら想像されます。

【狩猟採集】穀類も「雑穀」、木の芽も「野草類」と考えるとかなり多彩な食生活だ。

【縄文時代の狩猟採集】穀類も「雑穀」、木の芽も「野草類」と考えるとかなり多彩な食生活だ。

ですから、様々な果物や、木の実、卵などを食べていたはずです(同じものをお茶碗一杯も手に入れることは困難だったはずです)。

 

バランスとは、このように「多様なもの」を摂ることです。

 

そして現代の生活でこの「バランス」を保つ『コツ』を考えてみようと思います。

 

【食塩(ナトリウム)も「必須ミネラル」】

【46種類の必須栄養素とその綱引き関係】アミノ酸8種、ビタミン18種、ミネラル20種が「連鎖」する。

【46種類の必須栄養素とその綱引き関係】アミノ酸8種、ビタミン18種、ミネラル20種が「連鎖」する。

まずは、バランスというものを一応科学的に見てみましょう(興味がなければ下の「コツ」までどうぞ)。

 

たとえばよく「悪玉」にされる『塩』ですが、これは人体に必須のミネラルです。

この「ナトリウム」というミネラルを摂らなければ、人体には大きな齟齬が発生します。

 

しかし、同時に『過剰に摂取すると』これまた問題が起こります。

かと思えばビタミンCのように過剰に摂取しても「すぐに排出される」ものもあります……。

 

結論から言えば、「ビタミンCが例外」なのです。

 

ほとんどの栄養(ほとんどのビタミンとミネラル)は「過剰摂取すると何らかの不調」が生まれます。

例えばビタミンEの過剰摂取の副作用は「倦怠感、頭痛」です。

 

これは、過剰なビタミンEの排出に、『肝臓』という化学工場が作業をするだけでなく、そのときの『薬品』として『カルシウム』を必要とするからです。

体内の過剰なビタミンEを排出するのに、必須栄養素である「カルシウム」を使い切ってしまえば当然体調は崩れます。

 

カルシウムの場合はとりあえず「骨」からカルシウムを抜いて対応したりします、ですからビタミンEの過剰摂取は『骨粗しょう症の遠因』になります。

 

ナトリウム(塩)についても同じことがおきています。
ナトリウムの場合排泄には「カリウム」が必要とされます。

 

これについて「概念的に」捕らえた図が初めに載せた「生命の鎖」です。

全ての栄養素は「必要」ですが、『限度を超えた栄養』は体内における『他の栄養の欠乏』を招きます

ですから、ナトリウムを取りすぎたら、カリウム(豆や海草に含まれる)を多く摂る必要はあります。

 

【どちらにしろ摂りすぎは『肝臓疲労』を招く】

「バランスをとる為に、カウンターの栄養素を取ればいいのだ!!」というのは事実ですが、これは「病気(過剰摂取)」に対する「薬」を飲むようなものです。

 

忘れてはいけないのはこの結果からだの中が正常に保たれたにせよ(保たれないよりははるかに良いのですが)この処理を行う『肝臓』には負担がかかっています。

 

『飲酒・喫煙・暴食』が寿命を縮めるのはそのどれもが『内臓』に負担を強いるからです、「多少体に悪いことをするくらいは逆に良いのだ」とは言っていられない状態なわけです。

 

和食は「貧栄養食すぎる」と考えられていましたが、実際には「人体に対する最適食」ではないかと評価され始めています。

漬物も「食物繊維と、植物性乳酸菌」くらいしか取れるものが無いのでかつては「無意味」とされていました。

 

しかし、現代では「食物繊維」の老廃物排出効果が認められていますし、「乳酸菌」の働き(腸内細菌の役割は医学的にはまだまだ未解明ですが研究が始められています)も認められるようになるでしょう。

バランスが取れているにしろ「大食」は『内臓』に負担をかけ続けるようなものです。

 

小食で、バランスが取れている事が最適解でしょう。

 

【実際のコツは?】

初めに述べましたが「品目を増やす」のが「自然」なことです。

「1日30品目」などの目安を守れば良いでしょう。

 

では日常生活で、どうやれば品目が増えて、過剰が避けられるのか。

 

例えば「ランチメニュー」を見るときは、メインディッシュよりも「付け合せ」に注目すればいいのです。

例えば「サラダ」

【サラダ】マヨネーズは「お酢」と「卵」なので2品目、あとは・・・?

【サラダ】マヨネーズは「お酢」と「卵」なので2品目、あとは・・・?

選べるなら、「スパゲティサラダ」や「ポテトサラダ」ののった物は避けるべきです。

ランチにはすでに「ライス」か「パン」が付いているのですから。

 

スパゲティサラダより、ポテトサラダは良い(澱粉とはいえ芋で1品目)のですが、これが業務用のポテトサラダであれば「何が入っているかわかったものではない(それこそ小麦由来の増量剤なんてものもありえます)」からです。

 

とにかく「外見に惑わされず」「できるだけ種類が多くなるように」選択をするのが良策です。

 


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