そういうわけで「大阪の中座敷めぐり」というテーマで忘年イベントを実施しました。
【大阪の中座敷?新世界と西成】
大阪の中座敷をどこに定義するのかは難しいところです、まあ座敷というよりは商店の小上がりのようなところが多いからです。
今回の新世界(西成)の選定理由は「アミューズメントエリアとしての抜群の歴史」そして「地理的にも中心(昔はこの辺りが難波だった)」ということがあげられます。
御堂筋は東京の人が買い占め始めてからメインストリートになっただけで大阪のホンマのメインストリートは堺筋やからね!!
……で、まあ、根拠はないけど年末年始には西成行きたいよね。
そういうわけで、動物園前の一番出口を出てジャンジャン横丁へと入っていきます。
昨今はジャンジャン横丁にも様々な東京資本系のお店が入ってきて「御堂筋化」が進んでいますが、大興寿司ややまと屋、ホルモン道場は往年の姿を保っています、八重勝なんかの串カツ屋は拡大していますね。
将棋場も平常運転で、広い場内の盤はおおむね埋まっていました。
人通りも多く、「一大観光地」に復活している様子がうかがえます。
ひとまずは通天閣を眺め、路地に入り「串カツだるま発祥の地」を見てから「串カツだるま天王寺動物園前店」へと向かい年末のご挨拶をしました。
バーベキュー以来久々のご登場でした、だるまは「もはやこれがスタンダード」という安定の串カツ(商品名も「元祖串カツ」)でした。
季節のメニューが旨すぎて、もはや「串カツ!!」という感じはありません、「もはや戦後ではない」とつぶやきたくなります(新梅田食堂街の松葉のほうが「ああ串カツ」感があります)。
【西成 萩之茶屋】
そういうわけで、だるまで年末のあいさつを終えた後、一行は萩之茶屋商店街方面、有名な「三角公園」を目指します。
今池駅に向かう途中の商店街にも灯りが戻っており、人通りも増えています。
ここ数年はどうも「中国資本」らしいお店が増えており、あのビカビカした看板で「カラオケ居酒屋」がどんどんとオープンしています(クリスマスらしくサンタのコスプレ、たどたどしい日本語でのキャッチの声が響きます)。
地元のおっちゃんは喜んで歌っているので良いと思います。
とりあえず現象としては「釜ヶ崎の新大久保化」としておきましょう。
そういういうわけで萩之茶屋のお店は最近話題の「成り屋」さんにしました。
雨で静かな三角公園ですが、隣の「自動販売機ステーション」からも宴席の余勢が響いてきます。
はい‼︎
「西成めぐり入門編」はこれで終了となります。
(飛田の百番で本当に「座敷になだれ込む」というアイデアもあったのですが、それはまた次回に置いておきます)
一行はひとまず梅田に戻りお茶をして英気を養いました、なぜならば我々には「隠れミッション」があったからです!!
一行は「お茶をしばいた」あと京都へと向かいました。
そう関西で年末オフといえば京都と決まっているのです。
そんなわけで、京都某所でイベント参加者全員がようやく揃って乾杯です。
年の最後に様々なメンバーが集まり、親交を深め、肉分を大量に補給することができました。
来年に向かってはいろいろな方向性が出てよかったと思います。
来年の非公式オフにご期待ください(?)「やはり冬は京都ですよね!!」
個人的には組織運営的なことで議論を投げてみました。
大組織の官僚主義の問題……一定以上の組織では対話自体ができない(サボタージュなどを行われると現実的な対話コストの範囲を超えてしまう)点では本当に悩んでいるのでなにかいいアイデアがあったら教えてください!!
ま、それはともかく、みなさん良いお年を!!
また来年もよろしくお願いします!!