先月の立山から高山はもう秋の装いでしたが、そろそろ秋の山歩きのシーズンですね。
色々な山にいろいろな秋がありますが、今回は先日も歩いてきた京都の秋山を再度ご紹介します。
No2.Kyoto”AtagoSan”MAP 愛宕山(愛宕神社)とその周辺(高雄・水尾)を含めた地図です。
今回は「案内」で具体的なルート図などはありませんので、上の地形図を眺めながら色々と想像をしてみてください。
ちなみに11月半ばからが本番です、このタイミングで水尾の里では柚子の収穫も始まり、柚子風呂付きの宴会なんていうのも楽しめるシーズンに入ってきます。
【京都の山-愛宕神社周辺-】
まずは愛宕山、参道も月の輪寺ルートも美しい紅葉に彩られています。
愛宕神社は初心者でも登れる(ただしそれなりにしんどい)山です。
しんどさのグレードとして「近所の小学校の遠足の定番」というとイメージが沸くと思います。
冬、雪の参道の初詣なんかでは本当に子供でも歩いていますから歩けない!!という事は無いと思います。
ただし荷物は軽くしましょう、雨具防寒具は忘れずに。
参道ルートがおススメです、水尾を楽しみたい(ここで紹介するルートではなくても、参道をたどれば水尾に下りるルートはハッキリとあります)なら予約をお忘れなく。
【高尾 神護寺】
京都の高尾も紅葉で有名ですね、清滝(愛宕山)との距離は歩く気なら40分ほどしかありません。
いかに紅葉の京都といえど朝一にはまだ空いていますからスタート地点はある程度自由が効きます。
スタートを高尾にして(太秦天神川からバスかタクシーで)、そこから清滝に向かうというコースにすると秋の京都北山を満喫する事ができます。
また下のようなルートであれば「上り下り」が無いので体力的にも軽く歩く事ができます、「アウトドア」が初めての体験なら「軽く、さっくり」で終わらせるのは大きなコツといえると思います。
「高尾→清滝→嵐山」というコースも考えられますし「高尾→清滝→保津峡」というルートも十分に検討する余地があるルートになります。
「清滝→嵐山・清滝→保津峡」についてはこちらのページで詳しく紹介されていましたので参考にしてみてください、僕達もまた歩いてデータが取ればご紹介します。
帰り道は電車を考えるのが妥当なので、ゴールを保津峡にするか、清滝からバスの場合は「嵯峨釈迦堂前」あたりに降りてJRか阪急まで歩くのが妥当です(ハイシーズンの嵐山でバスで突入すると・・・その判断を深く後悔することになります)。
でも、このシーズンの京都は日本の古からの資産、昔の人たちが築き上げてきた「秋の世界」の一つの極みがあります、こういう山際を歩けばその労にみあう様々な体験ができます、ぜひ一度出かけてみてください。
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